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『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』1月22日公開!

AV界の巨匠・代々木忠の作品と半生を追うドキュメンタリー映画


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映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』より (C) 2010 ゴールド・ビュー/スターサンズ/石岡正人

 アダルトビデオの第一人者は誰かと問われ、代々木忠とすることに異論を挟む人はいないだろう。そんな代々木監督の波乱の半生と、膨大な作品群を追ったドキュメンタリー映画が、1月22日より公開される。タイトルは『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』。NHK「プロジェクトX」でもお馴染み田口トモロヲをナレーターに、ヨヨチューを語るコメンテーターには、愛染恭子、太賀麻郎、栗原早記、加藤鷹他の歴代出演者。そして村西とおる、高橋がなりを始め時代を併走したAV制作者。さらには漫画家・槇村さとるから精神科医の和田秀樹、評論家の藤本由香里、果ては落語家・笑福亭鶴瓶まで。

 内容は昭和13年北九州小倉に生まれた代々木忠が、3才で母を亡くし20代後半は極道の世界に身を置き、ストリップ興業を通してピンク映画の世界へ。「日活ロマンポルノ裁判」を被告として戦い、やがて日本初のAVとも言える『愛染恭子~淫欲のうずき』を撮り、『ザ・オナニー』の大ヒット。『いんらんパフォーマンス』『チャネリングFUCK』を経て、72才になった現在も現役であり続ける姿が、上記ヨヨチュー代表作のハイライトシーンを挟みながら感動的に描かれた傑作である。

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映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』より (C) 2010 ゴールド・ビュー/スターサンズ/石岡正人

 約3年間にわたり代々木忠を追い、この力作を世に問うのは石岡正人監督(50才)。石岡は80年代後半アテナ映像にて代々木忠の助監督として生の現場を体験。その後AV監督として独立、Vシネマでも活躍した。そして2000年、『PAIN/ペイン』で初の劇場公開映画を監督。同作はヴェネチア、トロント、モスクワ等の国際映画祭に招聘され、第21回オポルト国際映画祭では審査員特別大賞を受賞した。

 しかし続く04年、熊澤尚人と共同監督のオムニバス『TOKYO NOIR/トウキョーノワール』が思いのほか批評家筋から好評を得ず、上記2作が援助交際、アダルトビデオ、性風俗をテーマにした劇映画だったことから、もう一度「性」という問題に正面から取り組んでみようと考える。その際脳裏に浮かんだのがかつての師・ヨヨチューであったという。代々木忠を撮るということはイコール、AVを描くことであり、何より80年代から現在に至る日本人のセックス観を見つめ直すことに他ならない。故に本作を観れば、アダルトビデオの誕生から現在に至る歴史、そして昭和から平成にかけ、この国の性意識が如何に移り変わって来たかが俯瞰出来る。

 AVとはいったい何なのか? 恋人やパートナーのいない淋しい男がオナニーのために使うツール、そう考えている人も多いだろう。しかし、代々木忠は『ザ・オナニー』でそれまで誰も眼にしたことのなかったワイセツを我々に見せつけ、『いんらんパフォーマンス』では狂おしいほどの嫉妬を、『チャネリングFUCK』では意識そのものが肉体を離れ、身体を触れ合わない男女がエクスタシーに達してしまうという、超常現象の如き状況まで写し出してしまった。また本作後半で紹介される『多重人格と性』というAV作品では、ダニエル・キイスがベストセラー『24人のビリー・ミリガン』で描いた、摩訶不思議な多重人格の世界まで映像化することに成功している。

 つまり代々木忠を観る、代々木忠を知るということは、あなたが今まで経験したことのない世界を垣間見ることである。石岡正人監督作品『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』は、そんなあなたを未知なるステージへ誘うパスポートになるはずだ。この機会に是非劇場へ足を運び、その唯一無比なる境地へ一歩踏み出してみて頂きたい。ちなみに東京は「銀座シネパトス」「渋谷アップリンクX」にて1月22日(土)より、名古屋は1月29日より「名古屋シネマスコーレ」にて。以降も大阪、京都、福岡、広島、新潟、札幌で公開の予定。詳しくは『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』公式サイトに。

 最後にもうひとつ、宣伝めいて恐縮ですが、『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』の公開に合わせ、筆者・東良美季書き下ろしによる新刊『代々木忠 虚実皮膜 AVドキュメンタリーの映像世界』が、キネマ旬報社より発売になります。これは代々木監督へのロングインタビューと共に、その代表作に関し解説・評論をこころみたものです。同映画の副読本として、そして代々木作品を知るためのガイドブックとして、お読み頂けたら幸いです。
(文=東良美季)

『代々木忠 虚実皮膜  AVドキュメンタリーの映像世界』


映画と対になるべき副読本! 観てから読むか、読んでから観るか

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<映画クレジット>
映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』
2011/1/22(土)より、
銀座シネパトス、渋谷アップリンクXほか全国ロードショー
ほか全国順次公開
大阪:第七藝術劇場(2月下旬)、京都:みなみ会館(3月上旬)、
名古屋:シネマスコーレ(1/29(土)より)、神戸:アートビレッジセンター(3月下旬)
(C) 2010 ゴールド・ビュー/スターサンズ/石岡正人
*PG、R指定:  R-18

出演:代々木忠
笑福亭鶴瓶/槇村さとる/和田秀樹/藤本由香里/加藤鷹/愛染恭子/村西とおる/高橋がなり 他
監督:石岡正人
ナレーション:田口トモロヲ 題字:リリー・フランキー
音楽:後藤英雄 プロデューサー:朱京順/河村光庸 制作:ゴールド・ビュー/スターサンズ
2010年/カラー/HDCam/115分  [R-18] 

公式サイトhttp://yoyochu.com/
公式twitterhttp://twitter.com/@yoyochumovie



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