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まさに外道!! レイプ被害者が罰則を受ける国


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※イメージ画像 photo by Oxfam International from flickr

 世界には信じられない判決が下される国がある。

 バングラデシュの村で、同じ村に住む20歳の男にレイプされた16歳の女性。日本の場合には強姦罪として男性に罪が科されるところだが、バングラデシュのこの村では、ムチ打ちの刑に処されたのは被害者の女性だった。彼女はレイプ後に別の男性と結婚を遂げたが、妊娠がこのレイプによるものであったこともあって離婚を強要され、また、彼女の家族も村八分のような状態におかれることとなってしまった。

「彼女はレイプの被害に遭ったことを、かたくなに黙り通そうとしていたが、事実を認めるまで監禁される、という拷問のような方法で無理矢理に認めさせられたらしいです。日本の感覚では道理のいかない話ですが、これには『レイプ被害の告白がすなわち罪の告白になる』という、バングラデシュ独特の事情があります」(国際ジャーナリスト)

 一方の加害者男性の側は、村の有力者から許しをもらうことにより、社会的地位を保ったままで生活をしているという。

「タリバンが政権を退いたアフガニスタンでは、ある刑務所に収容されている女性受刑者の3人に2人がレイプの被害者である、という統計も出ています。同国では婚前干渉は犯罪であり、しかもレイプの被害によって処女を失った場合でも罪に問われてしまうからです」(前出・国際ジャーナリスト)

 被害者の側の女性が罪に問われることが多く、あまりに理不尽であるといえる。

 06年にはイランで、16歳の少女が公共の場所で絞首刑を受けている。これは彼女が「純潔に関する犯罪」、つまりは婚前干渉を犯したとされるため。彼女は死の間際まで、自分がレイプの被害者であると訴え続けていた。しかも、16歳の少女に死刑を科すことは国際法上不可能であったため、執行するにあたって、彼女の年齢はわざわざ「22歳」に変更されている。

「バングラデシュ、アフガニスタン、イラク。この三国の共通点は、ともに回教国(イスラム教を国教とする国)という点に原因があります。これらの国では、『シャリーア』と呼ばれる、イスラムの教義に基づいた法体系を採用しており、またそれらが『女性が男性を性的に誘い出すこと』を固く禁じているため、このような判決が出ることが少なくないのです」(前出・国際ジャーナリスト)

 有力者の鶴の一声や、「あの娘が男を誘っているのを見た」という噂話などが直接、判決に影響する。イランの少女の場合、裁判中にベールを脱ぎ捨てるという行為に及んだが、これは原理的なイスラム教の中では禁忌とされており、そのことが死刑判決につながったのではと考えられている。

 反対に欧米では性犯罪の厳罰化が進んでいる。例えば、米国テキサス州で40件の婦女暴行事件をおこした被告人には、児童ポルノ画像の所持なども重なり、合計4060年の懲役刑が科されることとなった。また英国では、メッセンジャーソフトを利用する未成年のために、チャットの相手が性犯罪者かどうかを判別する機能も導入されている。

 しかしながら、裁判の過程で証拠不十分となり、被害者の救済がなされないことがあるのも事実。

「米国メリーランド州で、『7歳の少女を何度もレイプした』疑いがかけられている男が、話者の少ない西アフリカの言語『ヴァイ語』しか話すことができなかったため、通訳が見つからず、結果として訴えが棄却となりました」(女性権利団体職員)

 性犯罪の追求が厳しく、また世界一の訴訟社会である米国でさえ、このような事態が起こっている。裁判中に証言を迫られることが「セカンドレイプ」にあたるとして、被害女性が訴えを起こせないでいるケースが多い日本の場合にも、問題は根深い。例えば、「レイプされた過去」をカミングアウトする女性芸能人は何人か現れたが、彼女たちが裁判に立ったことはない。スーパーフリー事件においても、かなりの人数の被害女性が裁判を起こさず「泣き寝入り」をしていたとされる。

「もちろん、欧米の考え方が正しく、シャリーアに代表されるような封建的なイスラム教国が悪である、と断じるのは簡単ですが、それでは信仰の自由が失われることになる。しかし強姦された少女に、難癖のような理由で有罪判決が下され、レイプに及んだ男性が罪に問われないという、世紀末的な様相は、決して放置しておいて良いことではありません」(前出・女性権利団体職員)

 イスラム教を含め、古今東西の文化の中に、強姦を善しとするものはひとつもない。しかしながら、異宗教や異文化という壁に囲まれた「悪しき聖域」の中で、少女たちがイイようにされているのが世界の現実なのである......。

『セカンド・レイプ』著:落合恵子/講談社刊


男性こそ読むべき

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