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メンズサイゾー事件簿

勃起したペニスが戻らない! 効き過ぎた精力剤事件「牛の脳下垂体移植法」


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当時の雑誌に紹介された「脳下垂体移植法」(『夫婦生活』昭和28年1月号)

 精力剤というと効能のないインチキ商品が多いことで知られているが、反対に効果が出すぎて困ったというケースも報告されている。

 まず昭和27年頃、戦後間もない頃に話題となったのが牛の脳下垂体を人体に移植するという方法だった。すでに昭和5年、動物の脳下垂体前葉から出る物質に人間の副腎皮質ホルモン分泌を活性化させる働きがあることが発見されていた。これを活用して、チップ状に切った牛の脳下垂体を人の筋肉に手術で埋め込むと、有効成分が徐々に染み出して、それによって精力を増強する作用が得られるというものである。

 この方法は実際に効果が得られたようで、いくつもの事例が報告されている。そのひとつが、特徴ある症例などを報告した雑誌「日本臨床」(発行・日本臨床社・本社大阪)昭和32年4月号に掲載された事例である。その報告によれば、とある51歳の男性が再婚に際してこの「牛の脳下垂体移植法」を試してみたところ、「きわめて満足すべき結果を得た」と報告されている。効き目は抜群だったようだ。

 ところが、移植手術を受けてから1年ほど経った頃、理由もなく勃起する「発作」が起きるようになった。

 最初はいわゆる「朝立ち」が収まらず、数時間後に正常に戻ったものの、2週間ほど経った深夜、再び理由もなしに勃起が始まった。この時はペニスがはち切れんばかりの痛みを感じ、その苦痛は時間とともにひどくなっていった。それでも必死に耐えていたものの、その日の夜になっても勃起は収まらなかった。セックスしてもペニスは硬度を保ったままで、ウイスキーをがぶ飲みしてようやく眠りにつくほどだったという。

 だが、「発作」から2日過ぎても、ペニスは勃起したままの状態で、苦痛はいっこうに鎮まる気配はない。これは「持続勃起症」と呼ばれる一種の疾患で、快感はまったく得られないばかりか、苦痛だけが続くものである。

そこで男性は千葉大付属病院の泌尿器科を受診した。医師による診断の結果、男性はすぐに入院となり、鎮静剤等による治療を受けるハメに。それでも、勃起が鎮まったのは入院から6日後のこと。その後も治療は続けられ、退院まで3週間を費やした。

 ところが、退院後はその男性、今度はまったく勃起しなくなってしまった。性欲はあり性感も普通なのだが、ピクリともしない。治療によってEDとなってしまったのである。

 当時の資料などをみても、この手の「移植療法」は効果がある反面、こうした副作用も多かったらしい。また、効果は確かに認められるものの、「すべてに効く訳ではない。中には、何回か移植しても、少しも反応を示さぬものがある」(慶応大学・金子栄寿博士)といった指摘もある。かなり効果に幅がある技法だが、それでもしばらくこの「移植」は行われていたようだ。
(文=橋本玉泉)

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