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メンズサイゾー事件簿

お嬢様にイタズラして妊娠させた病院長に世論が激怒(1923年)


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※イメージ画像 photo by dedde` from flickr

 医師が患者女性に対してわいせつな行為をする事件は後を絶たない。今年に入ってからも、福岡の耳鼻咽喉科の医師が、診察中の20歳の女性に「動かないでね」などと言いながら、自分の男性器を露出して女性のひざに押し付けるなどして、準強制わいせつ容疑で逮捕されている。こんなのはまだ軽いほうで、「もう何年も前に、医者が女性を麻酔で眠らせた状態にして、レイプしたり局部の写真を撮影していたりした事件がありましたが、同様の事件はまだまだいくらでもあります。女性が気づかないか、泣き寝入りしているだけですよ」(医療関係に詳しいジャーナリスト)とのことである。

 さて、こうした医師による卑劣なわいせつ事件は、決して最近になって始まったわけではない。1923(大正12)年、49歳の病院長が18歳の女性に性的イタズラを繰り返し、ついには妊娠させるという事件が起きている。

 被害にあったのは、横浜市内に住む女子学生のA子さん。彼女は肺にできた疾患の治療のため、日本海員掖済会(えきさいかい)横浜出張所付属病院の院長の診察を受けていた。日本海員掖済会は現在もある社団法人で、その施設は大学病院並みの規模を持つ。

 さて、初診から4カ月ほど経った頃、A子さんは「気分が良くない」と体調の不良を訴えるようになり、さらに学校まで休みがちになった。そこで気になった母親が院長に相談した。しかし院長は「病気のせいです。心配はいらない」と言って相手にしなかった。

 その「心配ない」と言った院長だが、後日いきなり彼女の自宅に現われ、「念のために診察しましょう」などと言ってA子さんと部屋に入った。そしてほどなく「治療しました」と帰っていった。

 ところが、その夜になってA子さんは局部に激しい痛みを訴え、そのまま寝込んでしまった。驚いた両親が彼女の体を見たところ、胸が張っていることに娘の妊娠を疑った。そして彼女を問い詰めると、3カ月以上にわたって院長からセックスを強要されていると告白した。

 これに驚いた両親は、「どうして嫌だと言わなかったのだ」と叱った。しかし、彼女は泣きながら答えた。

「お医者様の言う通りにしなさいと、お父様がおっしゃっていたからです」

 実はA子さんの父親は、電力会社や鉄道会社などの重役を務める実業家にして資産家であり、彼女は文字通りの「育ちのよいお嬢様」そのものだった。そのため、父親や医者の言うことに逆らうなど考えられず、しかもセックスについても無知そのものであった。

 翌日、両親は近所に住む別の医師を自宅に招いてA子さんを診察してもらうと、「膣内に異物があるようです」との診察。そこでさらに産婦人科の医師も呼ばれ、改めて診察したところ、彼女の膣から堕胎を促す器具が取り出された。院長が挿入したことは明らかだった。ただ、旧式の器具だったため母体には影響は無く、妊娠3カ月と診断された。

 この事態に両親は娘のことなども考えたものの、「それでも院長は許せない」との思いから、横浜地裁に告発した。

 事件が明るみに出るや、新聞各紙は「病院長の悪行」との記事を報道。院長の自宅を人々が取り巻き、石などが投げつけられて窓ガラスが割られるなどは序の口で、果ては糞尿までも家の中に投げ込まれるほどだった。

 その後、院長は横浜地裁で懲役6年の判決を受け、二審、三審でも有罪。懲役3年の実刑が確定し服役したと伝えられる。
(橋本玉泉)

『医者が患者をだますとき 女性篇』著:ロバート メンデルソン/草思社刊

医者は崇拝対象ではない?

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