エマちゃんの様子を見て、下ネタ方向に話を誘導することにした。
「エマちゃんはOLさんなんだよね? 会社とかですごくモテるんじゃない?」
「そんなことないですよ。私なんてもうおばさんですから」
「おばさん? とんでもない!! まだまだ全然イケてるって。さっきから俺、ずっと興奮してるんだから」
「フフ、ありがとうございます」
ここで勃起しているチンコをアピールしても良かったのだが、あえてセーブする。
「でも、言い寄って来る男性とか多そうだし、彼氏なんて簡単に作れるんじゃない?」
「か、彼氏ですかぁ。少し前まではいたんですけどね」
「いたってことは、今はフリーなの?」
「はい。前の彼氏もサイトで出会ったのがキッカケだったんです」
「あまり深くは聞かないけど、何歳くらいの人だったの?」
「それが、5コも年下だったんですよ。気が付いたら自然消滅してたって感じです」
「そ、そうなんだぁ。エマちゃんみたいないい女を振るだなんて、その彼はお馬鹿さんだね」
「や、別にフラれたとは思ってないんですけどね」
「そ、そうだね」
元彼の話題になっても明るい笑みを浮かべたままのエマちゃん。サバサバした性格なのだろう。
この調子ならもっと突っ込んだ話を切り出しても大丈夫そうだ。
「ちなみに、エマちゃんはどんなエッチが好きなの?」
「え? い、いきなりですね」
「うん。エッチの前にどうしても聞いておきたいんだ」
「ど、どうしてですか?」
「もう薄々分かってると思うけど、俺ってMなんだ」
「は、はい。最初から分かってました♪」
「さ、最初から?」
「はい。ショーイチさんみたいな人って、女性の嫌がることを絶対にしなさそうですよね」
「う、うん。とにかく女性に喜んでもらうことが嬉しいんだ」
「そうだと思いました」
「だから、エマちゃんがどんなエッチが好きなのかを最初に聞いておきたいんだよ」
「フフ、そうですねぇ。ゆ、ゆっくりと慈しみあうようなエッチが好きだと思います」
「うん! 了解!! 俺もそういうエッチが大好きだから嬉しいよ」
「本当に嬉しそうに笑いますね」
「え? 俺いま笑ってた?」
「はい。すごく幸せそうな顔してました」
「そうかぁ。俺って嘘もつけないし、考えてることがすぐ顔に出ちゃうんだよね」
「いいじゃないですか。そういう男性のほうが信用できますよ」
「あ、ありがとう」
本当は嘘もつくし、ポーカーフェイスも得意技だ。だが、目の前にセックスという餌がブラ下がっていると、いくらでも自分を装うことができてしまう。
「じゃあ、最後の質問!」
「はい。なんですか?」
「ずばり、エマちゃんはどんな風にされるとイキやすいのかな?」
「ず、ずばりですね。さっきも言ったように、優しく愛撫されたりするとイキやすいです」
「それって、アソコをってこと?」
「は、はい。あ、あそこです」
こちらの質問にもノリノリで答えてくれるエマちゃん。どうやらすっかり信用してくれたようだ。これなら、思いっきり濃厚なエッチが楽しめそうである。
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることになった。
「じゃ、少しだけ部屋を暗くするね」
主導権を握るため、率先して照明をほんの少しだけ暗くする。
「ま、まだ明るくないですか?」
「ごめん! 他にはいっさいわがまま言わないからコレだけは勘弁して」
「え?」
「室内を暗くし過ぎると何も見えなくなっちゃうんだ。だから俺にとってはコレが限界なんだ」
「は、はい…」
こちらの迫力に負けたのか、大人しく引き下がってくれたエマちゃん。
本当は夜目が効く筆者だが、どうせなら明るい室内ではっきりと視姦したいではないか!