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こんにちは、イクミさん。
都内の会社員、ショーイチ・39歳です。
先ほど、イクミさんの書き込みを見ました。
私も色々と発散したかったので、ふたりで楽しい時間を過ごしたいです。
今日は仕事が休みなので待ち合わせ時間は何時でも大丈夫です。
あ!
お返事をもらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえればと思います。
では!
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こんなファーストメールを送信したところ、わずか数分ほどで返信が届いた。
そこから数回のメール交換を行い、あっさりと約束が成立したのだった。
待ち合わせ場所は新宿アルタ前。約束の10分前に到着し、ドキドキしながら彼女の到着を待つ。
すると、すぐにそれらしき女性を発見。
あらかじめメールで聞いていた通りの服装をした女性が、キョロキョロしながらアルタ前に近づいてきたのだ。
マ、マジかよ?
久しぶりの大当たりだ。まさに“マブい”感じのイクミちゃん。
マスクで口元が隠れていたものの、モデルでもキャバ嬢でもレースクィーンでもなんでも務まりそうな美形。
スラリとしたスレンダー体型もセクシーだった。パンツ姿だったので足の形の良し悪しは分からないが、その立ち姿だけでオナニーのおかずになりそうなくらいだ。
目を凝らしてその顔を観察する。
モデルの中村アンと女優の宮崎萬純を足して2で割ったような感じで、男前系の美女といった具合だ。
ウヒョーっ! キタコレっ!!
こういう出会いがあるからこそ、出会える系サイト遊びは止められない。
瞬時に有頂天モードに突入した筆者は、鼻息が荒くならないよう注意しながら彼女に近づいていく。
「こ、こんばんは、イクミちゃんかな?」
遊び慣れてない風を装うため、わざと口ごもりながら挨拶する。
「あ、はい。ショーイチさん?」
マスクを着用していた筆者は、ここでマスクを下にずらして顔を全部見せる。
すると、イクミちゃんもそれに合わせてマスクをずらした。