そこで筆者は、左の肘をベッドにつき、手のひらを彼女のお尻の下に潜りこませることにした。
左手ひとつで彼女の体重を支え、筋肉の負担を軽くするのが目的だ。
かなり無理のある体勢なので、体力の消耗が激しくなってきた。
だが、ふたたびアヘ声をあげて感じ始めているサヨコちゃんのためには、踏ん張るしかない。
そんなクンニと手マンを10分近く続けていると、ついにその時がやって来た。
「あ、ショ、ショーイチさん。なんだかアソコが変!」
「気持ちいいんでしょ?」
「す、すごく熱くて、なんか怖い!!」
「大丈夫。ちっともおかしくないよ。怖がらずにリラックスしてごらん」
ここが攻め時と踏んだ筆者は、舌と中指の動きを限界まで加速させる。
「あ、あっ、あっン、い、イッちゃうかも?」
「いくらでもしてあげるから、遠慮しないでイッていいんだよ」
「は、はいぃぃ。いぃぃぃ、いぃぃぃぃですぅぅぅぅぅ!!」
バタン!
限界までのけ反ったサヨコちゃんは、次の瞬間、操り糸が切れたようにベッドの上で大の字になった。
息も絶え絶えだったが、その表情はとても満足そうだった。
ここで話しかけるのは野暮だ。余韻を味わってもらうべく、ゆっくり時間をかけて中指を引き抜いた。
はぁ、はぁ、はぁ…。
荒い呼吸を繰り返すサヨコちゃんに、水分補給のため、購入していたお茶を差し出した。
「大丈夫? かなり汗もかいたみたいだけど?」
「へ、平気です。き、気持ち良すぎて頭が変になっちゃいそうでした」
「変になっていんだよ。それがイクってことなんだから」
「そ、そうなんですか?」
「まっ、人それぞれイク感触は違うみたいだけどね」
「た、たぶんイケたんだと思います。本当に気持ち良くて、ま、まだ気持ちいいままです」
「それは良かったぁ。アソコは痛くなってないかな?」
「は、はい。大丈夫です」
「じゃ、このままゆっくり入れていいかな?」
「え?」
「チンチン入れたくてたまらないんだ」
「は、はい」