発射後もサヨコちゃんの腰を抱えたまま、ピストン運動を続けて余韻をたっぷり味わう。
そして、チンコが萎む寸前に引き抜いてからゴムを処理。
「大丈夫? 痛くなかった?」
ズブ濡れのマンコにティッシュをあてがい、ふきながら声をかけた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
サヨコちゃんは、目の焦点が定まっていなかった。こちらの問いかけに気づいているのかさえ分からなかった。
こういう時は、そのままにしておくのが一番。筆者は彼女の横に大の字になり、呼吸が収まるのを待つことにした。
10分ほど経って、やっと彼女が話しかけてきた。
「しょ、ショーイチさん」
「ん?」
「あ、ありがとうございます。たぶん、何度もイッちゃいました」
「それは良かったよ。俺もすんごい気持ち良かったよ」
「え、エッチってこんなに気持ちいいんですね」
「俺とサヨコちゃんの相性が良かったのかもね?」
「え?」
「エッチって恋愛と同じで相性が大事なんだよ」
「そ、そうですね。今までの人たちと全然違って、最初から最後までずっと良かったです」
「安心してね」
「え?」
「またサヨコちゃんがしたくなったら、いつでも気軽に声をかけていいからね」
「ほ、本当ですか?」
「うん。サヨコちゃんの為なら喜んで時間を作るからさ」
「あ、ありがとうございます」
ホテルを出たあと、駅の改札口まで彼女を見送り、デートは終了した。
結局、終始攻めっぱなしだった今回のデート。無理な体勢で手マンを長時間行ったので、翌日は筋肉痛だった。
まだまだ筆者も修行不足のようだ。これくらいで筋肉痛になってしまうとは情けない。もっと鍛えて、女性のどんな要求にも応えられるようにならねば! それが筆者の存在意義でもあるのだから。
(文=所沢ショーイチ)