しかし、20分くらい経過したところで彼女が…。
「し、ショーイチさん。も、もうダメ!」
「ん? なにが駄目なの?」
「そ、それ以上されるとナニか漏れちゃいそうです」
「安心して。クンニの最中にオシッコを漏らすのは当たり前のことだよ」
“当たり前”は少し言いすぎかもしれないが、気持ち良さでマンコが馬鹿になってしまうのは珍しくないことだ。安心して漏らしてほしいと思い、大げさに表現してみたのである。
しかし、T子ちゃんは納得してくれなかった。
「ほ、本当に漏れちゃうので、と、止めてください…」
ここまでお願いされたら、無理強いはできない。仕方なく愛撫を中断し、水分補給を兼ねた小休止をとることにした。
「あと少しでイケたんじゃないかな?」
「ど、どうでしょう。ちょっと怖くなっちゃって…」
「最初はきっとそうなんだろうね。でも、それを乗り越えないとイクッて感覚になれないと思うよ」
「は、はい。でも、お漏らししちゃいそうで…」
「さっきも言ったけど、お漏らししたっていいんだよ。それだけ感じてくれてるんだって、俺は喜ぶだけだよ」
「で、でもぉ…」
まっ、初対面の男性の前でお漏らしするのを恥ずかしがるのは当然だ。時間をかけて攻めたいところだったが、帰りの時間が迫っていたのでそうもいかない。
「じゃ、今度は俺のことを攻めてくれるかな?」
ベッドの上で仰向けになり、T子ちゃんに身をゆだねることにした。
こちらの乳首をおっかなびっくりといった感じで舐め始めるT子ちゃん。不慣れのせいなのか、緊張のせいなのかは分からないが、覚束ない感じが新鮮でなかなか気持ちよかった。
そして、ついにフェラが始まる。
お、おふぅ。
乳首舐めとは大違いで、熟練のテクニックだった。玉や竿を念入りに舐めまわし、焦らしてから亀頭をパックンちょ。口内で舌を回転させ、先っぽやカリの部分に対してエンドレスの刺激を与え続けてきたのだ。
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