挿入したまま上体を起こし、胡坐をかく。そして、足を片方ずつ手前に引き、後背位の体勢に。
ギュピンっ!!
その動作の最中、急に右足のふくらはぎがつりそうになった。日頃の運動不足がたたったのだろう。普段は曲げない方向に足を曲げたものだから、筋肉が悲鳴をあげたのだ。
「ち、ちょっと待ってね」
チンコを入れたまま、右足を斜め後方に伸ばしてストレッチ。
筆者の額からは脂汗がどんどん湧いてきた。
ヤバい、ヤバい、ヤバいっ!!
焦る気持ちはどんどん大きくなったが、懸命なストレッチのおかげで、なんとか回避できた。
その後、ゆっくり時間をかけ、ようやく後背位の体勢を取ることに成功。
そして、数回ほどピストンしたところで、また右足のふくらはぎが熱くなってきた。
このままじゃ本当につってしまいそうだった。なんとか回避しなければと考えた筆者は、足の筋肉の負担を減らすべく、次の体位に移行することにした。
「ねっ、ミレイちゃん」
「は、はい」
「ちんちん入れたまま、ゆっくりとうつ伏せになってくれるかな?」
「は、はい。やってみますね」
チンコが外れないよう、腰を密着させる筆者。ミレイちゃんは、指示通り四つん這いの体勢からうつ伏せになってくれた。
上半身を密着させ、両肘を彼女の脇に置く。こちらの体重を肘で支え、彼女に負担をかけないようにする。
「大丈夫? 苦しくない?」
「だ、大丈夫です」
「じゃあ、この体勢で動くね」
ヘコヘコヘコ
ゆっくり腰を振ると、ミレイちゃんが下でモゾモゾと動き始めた。
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