「し、ショーイチさん」
「ん?」
「こ、これが一番気持ちいいです」
プツン!
彼女の言葉を聞くと同時に、頭のネジが飛んでしまった。
ガガガガガガガっ!!
発射を目指してラストスパート。だが、また右足のふくらはぎがつりそうに。
ピストンしながら足を伸ばしてストレッチする。
せっかく“一番気持ちいい”と言ってもらえたのに、ここで中断するわけにはいかない。
その後も、足がつらないように注意しながらピストンし続けた。
5分くらいしたところで、ミレイちゃんは「ま、またイッちゃいます!!」と絶叫した。
ほっ
これなら、もういつ発射しても格好はつくだろう。
トドメとばかりに高速ピストンを繰り出し、「イグよっ!」の声と共にザーメンを吐き出す。
ふぅ。
体を密着させたまま余韻を楽しみ、息を整える筆者。
「ゴメンね。俺ばっかり気持ち良くなっちゃって」
そう謝りながらチンコを抜き、ゴムを処理する。
「そんなことないです。すっごく気持ち良かったですから」
「ありがとう。そう言ってもらえて安心したよ」
「嘘じゃないですよ。いろんな体位ができて嬉しかったです」
その後、帰り支度をしながら連絡先を交換。また近いうちに遊ぼうねと約束して、彼女を駅の改札口まで送っていった。
こうして無事にデートは終了。足がつりそうになったおかげで、いつものような早漏発射をせずに済んだ格好だ。
今回はアクシデントでそうなってしまったが、これを自由にコントロールできれば今後の早漏対策になるのでは? しかし、本当につったらエッチどころの話ではない。
でも、ミレイちゃんと二度目のデートが実現した際に、早漏発射でガッカリさせるのはあまりに申し訳ない。次があったら、ベッドインの前にシャワールームで2回くらいオナっておいたほうがいいかもしれないなぁ。
(文=所沢ショーイチ)