その後、無事にホテルにチェックインし、部屋でふたりきりとなる。
「シャワーの前に聞いておきたいんだけどさ」
「はい」
「今日はどんな風なエッチをお望みかな?」
「え?」
「ほら、濃厚な感じで楽しみたいって書いてたでしょ?」
「は、はい」
「もう少し具体的に教えてほしいな」
「そ、そうですね。じつはあまり経験がないので、いろんな体位でしてみたいです」
「ちなみに、経験人数はどれくらいなの?」
「ふ、ふたりです」
「前に付き合ってた人ってこと?」
「そうです。でも、ここしばらくはお付き合いとかしていなくて…」
「了解。それじゃあ、ミレイちゃんのお望みに応えられるよう頑張るね」
「あ、ありがとうございます。でも、無理はしないでくださいね」
「うん。お互いに無理しないで、まったりと楽しもうね」
「はい!」
エッチな質問にも、目をまっすぐこちらに向けて答えてくれるミレイちゃん。
彼女は本当に真面目そうに見え、普段なら下ネタ系の話題に眉をひそめるタイプに思えた。
それだけに、質問に真摯な態度で応じてくれたミレイちゃんにムラムラした。
「それじゃあ、先にシャワー浴びておいで」
「は、はい」
その後、入れ代わりで筆者もシャワーを浴び、ベッドインすることになった。
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