そこから念入りに身体を洗い、部屋に戻った筆者は、洗面台の前で歯磨き開始。
彼女がシャワーを浴びている最中に歯磨きしても良かったのだが、あえて彼女が室内に居る時にすることで清潔感をアピールする。
そして、ようやくベッドイン。
「じゃあ、俺の方から攻めるけど、痛かったりしたらスグに教えてね」
「…はい」
彼女が身体に巻いていたバスタオルをそっとはぎ取ると、控えめなCカップほどのオッパイが現れた。残念ながらウエストのクビレはほとんどなく、中肉中背の幼児体型といった感じだった。
「も、もう少し暗くしてもらっていいですか?」
キスしようと顔を近づけたところで、アンナちゃんがそう告げてきた。
ここは素直に応じてあげるのが大人の男ってやつだろう。照明の操作パネルを調整して、部屋の明かりを落とす。
その後、再び向かい合ってからキス。
もちろん、いきなり舌は入れない。唇をついばむような軽めのキスだ。そして、彼女の肩や腕に手を置いてそっと撫でていく。
頃合いを見計らって、舌先でアンナちゃんの唇を舐めると、すぐに唇を開き、筆者の舌を受け入れようと応じてくれた。
ゆっくりと時間をかけ、アンナちゃんの口内に舌を差し入れていく。
んっ?
彼女の唾液に舌先が触れた瞬間、違和感が…。
み、味噌汁の味がするだと!?
決して不快な匂いや味ではないが、この場にはなんとも不釣り合いな味。
そう言えば、筆者が歯磨きしようとした時、洗面台に用意されていた歯ブラシは2本とも未使用状態だった。どうやら“エッチの直前には歯磨き”という筆者にとって当たり前の行為を、彼女はしなかったようだ。
まっ、これも男性経験の少なさゆえだと思えば可愛いではないか。
そう納得したものの、このまま味噌汁の味がするキスを続けるのは、雰囲気ブチ壊しだ。早々にキスを切り上げ、オッパイ愛撫に取り掛かることにした。
壊れ物を扱うように優しく揉みほぐし、痛みを与えないようソッと舌先で乳首を転がす。
すると、早くも彼女のクチからアエギ声が漏れ始めることに。その反応に気を良くした筆者が愛撫を続けると、今度はヒクヒクと身体を震わせ始めた。
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