――男子を意識するようになって、ちょっとは変わったのかな?
まよ:う~ん。どうですかね。そんなに変わらなかったかな。子どものころは深い付き合いのできる友だちも少なかったから、ずっと内気でしたね。ギャルの友だちもいれば、普通の子もいて、それぞれ顔を出すけどグループには属さないみたいな。
――それは今でも同じ?
まよ:そうかも。仲良い友だちはいるけど、女子特有の競争意識みたいなものが苦手なんですよ。女子って何かと比べたがるじゃないですか。でも、比べたところで何にも生まれないと思うんですよね。後でシュンってしちゃうだけというか…。結局のところ個人の問題じゃないですか。比べる要素はいっぱいあると思うけど、上を見てもキリがないし、それは下も同じだから。自分で納得するしかないって考えちゃうんです。だから個人個人が頑張ればいいだけだと思ってる。
――急に深い話になったね。
まよ:別に深くないですよ~。ただ、女子同士の関係で最近よく思うのは「かわいい」って何なのかなってこと。女子ってよく「かわいい」を使いますけど、あれが何だか納得いかないんですよね。「ホントにかわいいって思ってるの?」って言いそうになっちゃう。
――確かに何にでも通用しちゃうところがあるからね。
まよ:だから、ホントにかわいいものだけに使いたいんですよね。そうしないと「かわいい」の価値が下がっちゃうと思うんですよ。
――人前に出る仕事をしているから、言われ慣れちゃってるのかもしれませんね。
まよ:女の子同士が「かわいい」って言い合うのは苦手かも。でも自分が言われたら嬉しいんですけどね。あれ、矛盾してる…? まあ、私が人に「かわいい」って言うのが苦手なだけかもしれないですね。なんか照れちゃうんですよ。でも、私の「かわいい」は本気ですよ。それにファンの人から言われるのはすごく嬉しいですね。これからもたくさん「かわいい」って言われたいし、言われるようにありたい。