「じゃ、俺が攻めるけど嫌なことがあったらスグ言うんだよ」
「(コクン)」
「それと、気持ちいい愛撫があったり、続けてほしい愛撫があったりしたらそれも教えてね」
「え?」
「いや、少しでもたくさんアイカちゃんに気持ちよくなってほしいからさ」
「ホント優しいんですね」
「そんなんじゃないよ。アイカちゃんがたくさん感じてくれたほうが俺も気持ちいいからさ」
「フフフ、わかりました」
キスから開始して、Eカップほどのオッパイをたっぷり堪能していく筆者。アイカちゃんは「はぁ、はぁ」と控えめながらもアエギ声をあげて感じてくれている様子。
そして頃合いを見計らってクンニタイムだ。
彼女を安心させるために部屋をギリギリまで暗くしていたので、ヴァギナの形や色はよくわからない。そこでまずは彼女の股間に顔を近づけて深呼吸する。
ムムムっ
独特の匂いが鼻を直撃してきた。腐りかけた刺身の匂いと血の匂いが入り混じったかのようなスメルだ。これは臭マンの予感!
まず指でヴァギナ全体を優しく撫で上げる。
ビチュジュプヌ
すでにお湿り十分だったので、指先が彼女の愛液でズブ濡れとなった。彼女にバレないよう、その愛液まみれの指の匂いを嗅いでみる。
やはり先ほどと同様、生臭い。もしかしたら生理が近いのか、生理が終わって間もないのかもしれない。
だが無問題! マンコなんてものは少々生臭いのが当たり前だ。それにこうした血生臭い匂いはむしろ健康的なほうだろう。薬品臭や腐ったチーズ臭に比べれば遥かに性欲をソソってくれる。
ペロペロチュプジュプ
覚悟を決めて、クリトリスを舐めはじめる。そして舐める位置を少しずつ変えて行き、膣口のあたりもペロペロする。
彼女の愛液の味は、匂いから想像できるそれとほぼ同じであった。苦くもなくしょっぱくもなく、ただただ血生臭い。スーパーで売られている刺身のパックの容器の底にたまった汁の味とでも言えばいいのだろうか。
ぴちゅ、ぶチュジュ、レロネロペロ
舐め進めていくうちに、味覚が慣れてきたのか臭くもなんともなくなってきた。いや、それどころか刺身をオカズに白いご飯が食べたくなってくるような気までしてきた。
その時である。アイカちゃんが筆者に語りかけてきたのだ。
「ゴメンなさい、ショーイチさん」
「ん? クンニされるの嫌だったかな?」
「ううん、そうじゃなくて……。私のアソコ、臭いでしょ?」
「え?」
「前の彼氏にそう言われてて、ほとんど舐めてもらえなかったから……」
見下げた男もいたもんだ。少々の臭さでクンニを嫌がるだなんて、クンニ大好きな筆者からしてみれば考えられないことである。
ここは一芝居打ってでもアイカちゃんを安心させてあげねば。
「はぁ? このマンコのどこが臭いの? さっきから俺が美味しそうにペロペロ舐めてるのわかるでしょ?」
「え? あ、はい」
「もし俺に尻尾が生えてたら、千切れそうに尻尾を振りながら大喜びで舐めてるはずだよ」
「フフフ、なんですかソレ」
「ほら、犬って嬉しいときに尻尾を振るでしょ? アレと同じだよ。全然臭くないし、たくさん濡れてくれて嬉しいだけだよ」
「ありがとう、ショーイチさん。ホント優しいんですね」
「え? コレは優しさじゃなくてただ感想を伝えただけだよ」
「フフ、じゃあそういうことにしておきますね」
その後10分以上は舐め続けていただろうか。黙々と舐め続けている筆者にアイカちゃんが語りかけてきた。