週刊誌グラビアレビュー 第29回

“崖っぷち”熊切あさ美が激変!? 限界ヌードの暗示するものは…

※画像:左「週刊現代11月24日号」(講談社)、右「FLASH11月27日号」(光文社)

1位:深田恭子「週刊プレイボーイ」(集英社)
2位:熊切あさ美「FLASH」(光文社)
3位:市川由衣「週刊現代」(講談社)

 女優と「“元グラドル”だったはずの“現女優”」が入り乱れる今週は、上位から見ていきましょう。30歳になった深田恭子が、ムッチムチの、まさにムッチムチの肉感ボディを見せてくれました~、拍手!! 他の女優はいざ知らず、フカキョンだけはお肉がついていないとダメッ!! そんな熱烈なファンたちの声援は、ちゃんと本人の耳にも届いていたんでしょうね。肩、二の腕、胸元、太もも、胴回り、そして脇の副乳。どこを取っても完璧な「プニ」具合で、少なすぎず多すぎずの絶妙な脂肪を身にまとっています。ハワイで撮影されたという最新写真集からの厳選カットは計5枚。「週プレ」表紙のスポーティなイメージのビキニ姿も可愛らしいのですが、エロティックなのはなんといっても、黒ビキニの上に白い薄手のタンクトップを羽織っている衣装です。濡れた肌に張り付く薄い布が、彼女のふくよかな稜線を浮かび上がらせる様が素晴らしい。

 私生活では年下無名俳優と交際中のフカキョン、先日の誕生日は同棲中の自宅でカレにお祝いしてもらったとの女性週刊誌報道があり、「そろそろ結婚か?」なんてウワサもチラホラですが、結婚しても水着写真集だけは定期的に出してほしいですね。深田恭子がやがて松坂慶子のような完熟女優になるその日まで、足取りを追っていきたいものです。

 フカキョンの場合、彼女の仕事が「女優>グラビア」の比重なのは誰もが知るところですが、グラビアをすっかり卒業したと思われていた「現役女優」の市川由衣(26)と、女優なのかグラドルなのか雀士なのかスポーツインストラクターなのか、さまざまな肩書きを持つ熊切あさ美(32)が同時にセミヌードを披露しました。まずは自称“崖っぷちアイドル”だった熊切さん。デビュー当初は別の芸名でお菓子系アイドルだった彼女、1998年に「チェキッ娘」初代メンバーに選ばれてメジャー街道に乗るものの、なんだか何をやってもうまくいきません。所属事務所は超大手・ホリプロなのに、なぜか地方でキャバ嬢バイトを始めたり、フットサルチームに入れられたり、志村けんの舞台メンバーになったもののすぐクビになったり、気象予報士の勉強をするも結局なれなかったり。他人事ながら挫折の多い芸能人生でこっちまで暗い気持ちに……。

 08年にホリプロを退社してからは、事務所移籍を繰り返して現在で4社め。改名もして、現在は「あさ美」として活動しているそうです。って、そんなのトークバラエティで発表でもしなきゃ周知されませんよ。あの頃よりも今のほうがよっぽど“崖っぷち感”漂ってます。で、そんな彼女が6年ぶりのグラビア。しかも手ブラセミヌード……。崖っぷちですねえ。ただ本人は「グラビアやりたかったんですよ! もう声はかかんないと思ってたからすっごい嬉しい」とのこと。「もう“崖っぷち”というキャラは捨てた。キャラありきでお仕事してると自分を追い込んでしまう」そうなんですが、いや、この脱ぎっぷりは相当追い込まれているように見えるのですが……。

 具体的には、冒頭の手ブラにはじまり、Tバックに下乳全開、さらにセックスのバック体位を連想させる動きのある背面ショットと、今度は正常位風の仰け反りショット。最後はパンツもナシで、前貼り&ニップレスのみで撮影に挑んでいると思われます。これに「FLASH」がつけた見出しが「ヴィンテージ裸身」。ヴィンテージ、“年代モノ”ってことですね。今が食べ頃で価値が高いですよ、ってことだと解釈していいんでしょうか。ちなみに一番驚いたのは、脱ぎっぷり以上に、顔の変わりっぷりです。詳しくはお伝えしませんので、読者さんは是非自らの手で袋とじをビリビリしちゃってください。正直、かなり美人になってますよ、なぜか。ああ、そういうことなのね、なんて……。MUTEKIの足音が聞こえました。

 もう一人、市川由衣さんの方は、映画『NANA2』で降板した宮崎あおいの穴を埋めてヒロインを演じ切り、女優の土俵に上がり込んだ人。彼女は今も大手芸能プロの研音所属ですし、コンスタントに女優仕事をこなしています。NHKドラマで主演を張り、現在も武井咲主演の連ドラ『東京全力少女』(日本テレビ系)にレギュラー出演中。なぜ今、グラビア回帰なのか? しかもセミヌードにまでなって? 実に不可解ですが、これも「女優として表現の幅を広げるため」のステップアップなのでしょう。グラドル時代からのファンにとってみれば、何よりうれしいファンサービスじゃないですか。

 「現代」では水着ナシのちょい過激系カット、同日発売の「週プレ」はビキニ着用の爽やか系カットと分けつつ、2誌で同時PRしているため、それなりに気合を入れて「売る気」の写真集だということがうかがえます。肝心の中身を見てみると、まだ垂れ始めてもいない形のいい乳房と上向きのお尻、若々しいですね。スレンダーながら、お尻と太モモのハリがなかなかボリューミィで、胸よりもこっちのほうが殿方の欲望に火をつけそう。かつてのグラドル時代から「お尻がイイ」と評価は高かったのですが、当時よりさらに尻レベルは向上していますね。当然、下半身を包むのは今流行りの「吉木りさ風小さめビキニ」なので、スッポリ腰まで覆う水着使用だった昔よりお尻そのものを堪能できるようになったというのもあるかもしれません。しかしグラビア活動を本格再開させるつもりはないようですので、この尻も見納め? 市川さんはMUTEKI方面は……ないでしょうね。
(文=まい竹城)

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