晶エリー、FINAL作品で“丸坊主”ファック!! 「伝説が終わる…壮絶に…」

 主役でありながら自己主張の許されない職業、それがAV女優である。彼女たちは与えられた設定の中でセックスを演じることを生業としており、たとえ“プライベートセックス”と銘打たれたタイトルであっても、それすらも設定の一部にすぎない。カメラの前に立った瞬間、彼女たちは『女優』となり、そこに一切の私情を持ちこむ猶予など与えられてはいないのだ。

 そう思い込んでいた。晶エリーに出会うまでは。

 AV女優・晶エリーのデビューは2005年7月(当時の名義は大沢佑香)。KUKI、エスワンの専属女優として活躍した後、企画系作品に登場するようになると、エキゾチックな美しい顔立ちからは想像もできないハードコアプレイに挑戦し、我々に驚きと興奮をもたらしてくれた。所属プロダクションから独立し起業した後は、自らプロデュース・監督を手掛けるようになり、その作品はどれもが“こだわりの結晶体”であった。彼女の作品群で驚かされるのは、「奉仕する」のではなく「犯される」ことへのこだわりだ。喉がつまるまで大量の精子を飲み干し、マ●コが擦り切れるのではないかと思うほど激しいセックスを畳み掛ける。彼女は、常に“最高の肉便器”となるべく人一倍の美意識を保ち、決して悲壮感やスレた印象をファンに与えることはない。

 そんな美と醜のコントラストこそが晶エリー独特の世界感であると筆者は考える。

 一見、可愛らしいコスプレ作品やレズ作品の中でも、彼女は華やかなだけのセックスをすることはなかったし、ぶっかけもレイプも悲痛なだけで終わることはなかった。女としての恥じらい・性(さが)・エロスが詰め込まれ、それゆえに彼女は多くのAVファンに愛され、業界屈指の出演本数を誇る人気女優へと成長を遂げたのだと思う。そして、どんな作品でも崩れることのないその確固たる意気込みが、筆者にはとても高尚な自己主張に思えたのだ。

 そんな稀代の名女優とも言うべき晶エリーが、遂に引退の時を迎える。

 記念すべきFINAL作品は、彼女自身が企画・脚本を手がけた衝撃の“学園ダークエロスドラマ”『晶エリーFINAL 丸坊主』である。

 

akiraMcyzo.jpg19日よりストリーミング・ダウンロード開始!! 【18歳以上の方のみクリック!!】
『晶エリーFINAL 丸坊主』
◆メーカー:ナチュラルハイ◆品番:NHDTA-275◆時間:200分

 
 とある学園に通う女子校生・エリーは、クラスメイトがイジメられている現場に遭遇し、彼を助けたことで新たなイジメの対象になってしまう。教科書への落書きやスカート巾着に始まり、トイレで身ぐるみを剥がされ掃除用具でいたぶられるなど、女子たちによる陰湿なイジメを受ける。トイレ掃除用モップの柄をパイパンマ●コに突っ込まれ、「ごめんなさい。許して」と言葉にならない叫びをあげ、すすり泣きにも喘ぎ声にも聞こえる悶絶する姿は、ゾクッとするほど魅惑的だ。

 

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 その一方、男子からは、強制フェラ・ドリルバイブ・浣腸など性的なイジメを受けるハメに。アナルをバイブでイジられ、「いったぁぁぁ~い。うぅぅぅ……怖い。やめてくださぁい」と震える声で悲鳴を上げる姿に衝撃が走る。

 

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 しかし、そんなものは序の口。最後には、まさかの断髪リンチファックが待っていたのだ。

 これぞ美と醜の極み。正義感溢れる美しき娘が、ハサミを突きつけられた際のうつろな表情にはゾクリとさせられるし、犯されながらも無残に切り捨てられていく髪を必死でかき集める姿は、あまりのおぞましさに言葉を失ってしまう。挙句に、レイプされながら立て続けに浣腸を打たれ、アナルから汁をダラダラと垂れ流した無様な格好で中出しされてしまうのだ。

 

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 最後はマットの上でのたうちながら、泣いてるとも笑っているともとれる不気味な咆哮を上げ、予想だにせぬ衝撃の姿を晒すことに……。その姿を目の当たりにして思った。これぞ、集大成ならぬ『醜態性』。こんな醜い性を描いた引退作がかつてあっただろうか!?

 

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 この作品に込められた意味は何だろう。彼女自身が、AV界という孤立無援の世界の中で、己の価値観、美意識を崩さず奮闘してきたがために、イジメを受けていたとでもいうのか? それとも一人の美少女を惑わせ狂わせるほどに、魅惑的な世界であったと?

 ただひとつ、はっきり分かっていることもある。彼女の残したメッセージは容易に解読できるものではない。そして、この謎に頭を悩ませている限り、晶エリーの存在は消えることはないということだ。

 また、ご存じの方も多いように、彼女にはアーティスト・照沼ファリーザ(本名)としての顔もある。いずれにしても、この引退作をもって彼女が我々の記憶の中からいなくなってしまうことは決してない。それだけは明言できる。
(文=文月みほ)

『晶エリーFINAL 丸坊主』

 
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