好きにもほどがある!? 「300匹のカブトムシを実家で放し飼い」にするカブトムシゆかり!!

kabuto0913main.jpg※イメージ画像:『magnetic G カブトムシゆかりvol.3』magnetic G

 昨年、芸能界デビューを果たし、その奇抜なキャラクターと愛くるしい笑顔が一時期話題になった虫好きアイドルのカブトムシゆかり(24)が『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演した。

 この日、彼女は「カブトムシの繁殖力を甘くみていたアイドル」として、おなじみの虫のコスチュームで番組に登場。MCを務めるマツコ・デラックス(40)から、「作り物の(キャラの)匂いがする」などとツッコまれながらも、虫好きを存分に語り、番組を盛り上げていた。

「今のアイドル界には、カブトムシゆかりさんのように○○ドルと呼ばれるキャラクターアイドルが多くなっています。ただ、そのほとんどは事務所がアイドルの趣味や特技を聞いて、そこから無理やりキャラクター付けしたものといえるでしょう。しかし、今回番組に出演したカブトムシゆかりさんの場合は、そもそも個人的に虫のお姉さんとして活動していたところをオスカーが見つけ、スカウトしたという経緯があります。つまり、彼女の虫好きは本物だということです」(業界関係者)

 番組の中で、飼っていたカブトムシ48匹が繁殖しすぎて300匹にまでなってしまったと語っていたゆかり。そもそも48匹のカブトムシを飼っているというのも驚きだが、それが300匹にまで膨れ上がったのだからなお驚き。虫のお姉さんとしても活動している彼女は、カブトムシの正しい飼い方などを子供たちに教えているというが、それだけ繁殖に成功するのだから、やはり付け焼刃の虫好きアイドルというわけではないのだろう。

 その後、ゆかりは300匹のカブトムシを実家の中で放し飼いにしていると話す。そのことについて、マツコが「家族はどうしてるの?」と聞くと、ゆかりによると、父は20m先に出て行き、姉は引きこもっているという。唯一、母は“カブトムシハウス”にいるようだが、調べたところによると、この母というのも娘に負けず劣らずの変り者。それがなんと現役のアイドルだというのだ。

 以前、ゆかりの名が世に出た際にも話題となったカブトムシゆかりの母。ネットアイドルとして活動しているという彼女の名前は“LOVE kyoko”といい、今では娘の影響からか“オニヤンマきょうこ”などといったあだ名がついているらしい。試しに彼女の公式ブログを覗いてみると、確かにカブトムシゆかりの母と紹介されているLOVE kyokoがいる。40歳を過ぎているというが若々しく、ネットアイドルとして活動しているのもうなずける。しかし、彼女の職業欄を見てみると、そこにはアイドルという文字はなくヒーラーと書かれている。どうやら、アイドルというのは、いつの間にか尾ひれのついた呼称だったようである。

 とはいえヒーラーというのもなかなか興味深い職業。彼女のブログを見てみると、宇宙エネルギーだとか超能力だとか、癒し、預言、オーラといった類の言葉が頻出している。LOVE kyokoは、スピリチュアル世界の住人として人々に癒しを与えているようである。

 虫好きアイドルとして活躍する娘と精神世界にどっぷりと浸かっている母。番組の中で、ゆかりは「虫好きの男は変態が多い」ということを言っていたが、この親子もなかなかユーモアあふれている。今後、バラエティ番組で親子共演などが見られるかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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