チャゲアスのASKAに薬物中毒疑惑! 「覚せい剤吸引ビデオ」で暴力団から脅迫!?

askabook0731main.jpg※イメージ画像:『ぴあ&ASKA』ぴあ

 芸能界と音楽業界に激震が走っている。人気大物デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(飛鳥涼=55)が深刻な薬物中毒状態にあると発売中の『週刊文春』(文藝春秋)が報じたのだ。さらに同誌は、ASKAが覚せい剤を吸引している姿を収めたビデオが存在し、それをネタに暴力団員から脅迫されたと伝えている。

 先週、東京スポーツが匿名で「大物シンガー薬物中毒 逮捕秒読み」と伝えており、その記事に書かれたヒントからネット上ではASKAの名前がすでに上がっていた。その情報を以前から掴んでいた文春が実名でズバリ報道した格好だ。

 「これが復活ライブ延期の真相だ!シャブ&飛鳥の衝撃」と題された同誌記事によると、ASKAは89年に家族とロンドンに移り住んだ時にドラッグを経験。だが、本格的にハマったのはここ十年くらいの間で、最近は仕事の打ち合わせでも意味不明なことを言いだしたりロレツが回らないなどの症状が頻発し、末期的なレベルともいわれているという。

 ASKAといえば、活動休止状態だったチャゲアスの復活ライブが今年8月に予定されていたものの、6月に「ASKAに一過性脳虚血の疑いがある」として延期。だが、同誌は病気は表向きの理由とし、その裏にASKAの薬物中毒と暴力団による脅迫があったとしている。

 記事では、問題のビデオの内容を詳細に紹介。今年初めにASKAの自宅で撮影されたというビデオは、彼が大きなソファーに一人で座り、謎の男性から白い粉を手渡されるシーンから始まる。粉を確認したASKAは慣れた手つきでガラス製のパイプに入れ、ライターでパイプをあぶって気化した煙を吸引。一服するとASKAは恍惚の表情を浮かべ、間隔を空けて吸引を繰り返したという。

 撮影したのは、このビデオにも登場する謎の男性とされている。その正体は、ASKAが少年時代に北海道で過ごした時の同級生で現在は山口組暴力団員だという山本氏(仮名)。ASKAが芸能界入りした後に再会し、以後はクスリの手配を請け負うようになったという。

 しかし、最近になって二人の関係がこじれたことが脅迫につながったようだ。記事によると、山本氏はASKAの要求に応じて合成麻薬MDMA(別名エクスタシー)を用意したことがあったが、ASKAは後日「全然効かない、代金を返せ」と言いだし、山本氏はそれに応じた。ところが、ASKAはブツを返すといいながら無断で半分も使ってしまっていたという。

 さらに、山本氏の仕入れ先の売人が逮捕され、最近は薬物の入手が困難になった。だが、ASKAからは矢のような催促があり、堪りかねた山本氏は自分が逮捕される危険性もあることを説明した上で「もし何かあったら面倒みてくれるの?」と問い詰めた。それに対し、ASKAは平然と「そりゃ知らねえよ。そっちの問題でしょ」と突き放したという。これに山本氏がブチギレし、ビデオカメラを仕掛けてASKAが覚せい剤を吸引する姿を盗撮。山本氏はそれをネタにASKAを強請ろうとしたが、ASKAは「お前がそのつもりなら、あらゆる手を使って潰してやる」と逆ギレし、山本氏が所属する暴力団の最高幹部の名前を出して「その人に直接頼む」などとすごんだという。

 といいながらも、ASKAは200万円の手打ち金を提示。だが、山本氏は「飛行機代にもならない」と拒絶し、トラブルが長期化する間に暴力団筋に問題のビデオが流出することになったようだ。

 記事では、ASKAがコカインやマリファナなども好んでいたと記されているが、最近は覚せい剤にどっぷりだったという。驚くことに「一カ月に30グラム使用している」という証言まで掲載されている。覚せい剤の使用量は、一般的に1回当たり0.03グラムほど。もし個人で一カ月に30グラムも使用しているのが本当なら、完全に末期状態の廃人レベルである。倫理や法律的なこと以前に、命の危険があるといっても全く過言ではない。

 同誌の直撃取材に対し、ASKAが薬物疑惑について「あれはウソれすよぉ~」などとロレツの回らない状態で答えている様子も記事に綴られているが、これが事実なら相当深刻な状態といわざるを得ない。

 ASKAの体調が心配というだけでなく、薬物使用や暴力団との関係によって警察沙汰、最悪の場合は業界追放の可能性まである今回の疑惑。もし事実無根であるならば、本人の口で身の潔白を証明してほしいところだが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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