「骸骨ミイラババア!」あの元アイドルが外国人タレントを口汚く罵倒

tibarei0425main.jpg※イメージ画像:『千葉麗子 WITHIN』
竹書房

 かつて「電脳アイドル」としてゲームファンらの間で人気を博し、現在は熱心な脱原発論者として知られる千葉麗子(38)が「骸骨みたいな、ミイラババア」などとエジプト人タレントのフィフィ(37)を罵倒し、それを発端にバトルが勃発している。

 千葉は24日夜、自身のTwitterで「骸骨みたいな、ミイラババァ止めろwww」「つーか、あの骸骨みたいなミイラババァの悪いとこはなんかかまし直ぐ削除するとこなんだよなーwww 自分の発言に自信あるなら、削除なんかフツーしねーしwww」と発言。名指しこそしていなかったものの、千葉は直前にフィフィを批判する一般ユーザーの発言をリツイートしており、その流れを見てもフィフィを罵倒する言葉だったことは明白だ。

 これに対し、ネットユーザーからは「女性としてのおしとやかさとか全く感じられない。余りにも下卑た言葉遣いでお下品だ」「お子さんいらっしゃるんですよね?お里が知れますよ」「38歳で一つ年下の相手を『ババア』なんてよく言えたもんだ」などと批判が殺到した。批判うんぬん以前に言葉遣いの汚さに引いたという声が多いようだが、千葉は在日韓国人らに対するヘイトスピーチや排外デモに反対し「時代は反差別・反レイシズム!」とも発言している人物。にもかかわらず、相手を容姿で差別するという今回の発言に矛盾を感じた人も多いようだ。

 批判を浴びた千葉は「あららーん?なんか、勝手に飛躍して誤解されてるツイートがどこかで流れてるのー?困るなー、謎過ぎるwww」などとトボけてみせたが、この罵倒発言はフィフィ本人にも知られるところになった。

 フィフィは千葉に対して「チバレイさん、最近のツイートをざっと見させて頂いたら私への中傷のリツイートだらけ。しかも、彼らは私がお気に入り欄に入れた私への中傷を繰り返す方々。一緒にお仕事した仲でなぜこの様な仕打ちをするのですか?」と反応。さらに「チバレイさんのお気に入り欄見て引いた…完全に裏切られた感。一緒に原発イベントで座談会して日本の今後の展望を新宿ロフトプラスワンで朝まで語り合って、まさかその日以来お会いしてないのにここまでされるとは」などと怒りをあらわにした。

 フィフィは日ごろから「在日外国人が生活保護を受けること自体が不自然」「恩恵を受けているなら(日本に)文句を言うな」などと論じるなど、その政治的発言が“ネット右翼”をはじめとする一部の層から支持されている。その一方で左翼的思想のネットユーザーからは攻撃対象にされており、彼らの発言を千葉がTwitterのお気に入りに登録していたことにショックを受けたようだ。

 このバトルの背景には、千葉とフィフィの思想の違いがあるようだ。先日、フィフィは「在日外国人の生活保護を批判したあと、関西での番組オファーが減った」という主旨の発言をし、関西の大学教授だという在日韓国人ユーザーらの嫌がらせが原因だと示唆。これが発端となり、左翼系ユーザーとフィフィの間でバトルが勃発し、そこから千葉の罵倒ツイートが生まれたようだ。とはいえ、それだけで一緒にイベントに出演したこともある相手を「ミイラババア」とまで口汚く罵るのは異常に感じられるが…。

「今年1月、千葉は週刊誌で『決意の反原発ヌード』と題したグラビアを披露しました。これにフィフィがTwitter上で『脱ぐ必要あるの?』 と批判的にコメントし、千葉が『脱ぐっつか、全然いつも通りの露出度だよー?』などと反応。バトルには発展しませんでしたが、この時から千葉はフィフィを敵視するようになったのでしょう。このフィフィの発言がバトル原因の根本にあったとしても、千葉の言葉づかいは人格を疑いたくなるようなレベル。討論番組に出演した時もトンデモ発言を連発して共演者を呆れさせ、放射性物質が検出された牛乳のメーカー名を間違えるなど無茶苦茶だった。フィフィの肩を持つわけではありませんが、最近の千葉は擁護できないくらい痛い人物になっていますね」(週刊誌記者)

 反原発や反レイシズムは、日本の将来を考える上での選択肢の一つとして広めていくべきだろう。だが、その象徴的人物である千葉がこの様子では、一般人の理解を得ることが難しくなるのではないかと心配になる。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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