箝口令発動! AKB柏木由紀の固すぎるガードは逆にマイナス?

kashiwaanana0208.jpg※イメージ画像:『an・an 2013年2月6日号』マガジンハウス

 6日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、Jリーガー2名とAV女優の明日花キララを含むメンバーで食事・カラオケを楽しんだことを写真つきで報じられたAKB48の柏木由紀。前週に峯岸みなみがGENERATIONSの白濱亜嵐宅に泊まったという記事が掲載された際には、ヤフートピックスにも関連記事が載り、さらに峯岸が「反省」の気持ちを込めて丸刈りにしたことで、ワイドショーやニュース番組でも取り上げられる大騒動となったが、柏木に関してはどの媒体も沈黙…この温度差は何なのか。

「峯岸は事実上、男女交際を認めた。一方の柏木は、食事会に参加したことは認めたものの、恋愛禁止ルールに違反するものではなかったと事務所が説明している。男性がいることは事前に知らされておらず、明日花とも面識はなかったと。峯岸の事務所も、『女性だけの食事会と聞いていた』とコメントしており、これらの話を鵜呑みにするなら、Jリーガーと接点があったのは明日花で、彼女が合コンであることを内緒にして友人である峯岸を誘い、峯岸が柏木を誘った…という流れになります。しかし柏木にとって知り合いが峯岸しかいない状況だったなら、峯岸が午前3時に帰宅した時点で柏木も一緒に帰れば良かったのです。朝7時まで峯岸不在で個室カラオケを楽しんでいたのは事実ですから…。そうした矛盾をどこも突かず、沈黙を守っているのは、柏木の件について事務所サイドから厳しい箝口令が敷かれているからのようです」(業界関係者)

 柏木は「文春」発売と同日の6日にソロデビューシングル「ショートケーキ」(YukiRing)をリリースし、東京「恵比寿ガーデンホール」で握手会を開催、マスコミの囲み取材にも応じた。だがこの現場ではマスコミ記者に対して、「絶対に週刊誌の話題には触れないように」とのお達しがあり、参加した全メディアはスキャンダルについて完全スルー。柏木本人もこの件に一切触れるつもりはないようで、自身のブログでも「みなさんに心配をかけてすみません」といったお決まりの謝罪文すら出さなかった。

「秋元康が彼女を特別気に入っているわけではないですが、所属事務所および彼女のためのレーベルをわざわざ作ったエイベックスは、なんとしても彼女を守り抜くと決めているようです。そこまで守ってもらえるのはタレントとしてはありがたいでしょうが、ファンは興醒め。素人っぽく親しみやすい外見と“処女キャラ”というのが最大のウリでしたが、実はバリバリの業界人だった…というのが見えてしまって、AKBファンは失望しています。これまでAKBべったりだった一部マスコミも、さすがに『こんな茶番に付き合い切れない』と、囲み取材に参加しなかったようです」(前同)

 AKB関連のスキャンダルでは、河西智美の手ブラ騒動の際も「児童ポルノという語句を使うな」という情報統制があり、これに反したスポーツ紙記者がAKBグループの現場を出禁になったとも言われている。一方で、「文春」が毎月のようにAKBメンバーの熱愛ネタを掲載できるのは、AKBの情報規制にうんざりしている別の週刊誌記者やカメラマンがリークしているからだ、とも聞くが…。

「実際は、他誌からのタレコミはほとんどないはず。だって、AKBべったりの出版社の媒体は、彼女たちのプライベートを追っかけるだけでもNGなんですから。張り込みなんてもってのほか。そんなことをしていたのが編集部内でバレたら、その記者はとばされますね。それくらい各編集部のトップはAKB側に懐柔されています。『某週刊誌編集部は、今はAKBの連載ページを持っているから出せないけど、実はスキャンダルネタを大量に隠し持っている』なんてウワサが出回っていますが、そもそもないんです。メディアとAKBはwin-winの関係ではなく、圧倒的にAKB側の方が力関係が上ですから。そんな中で『文春』は独立独歩で頑張っているんですよ」(スポーツ紙関係者)

 人気トップ3メンバー・柏木の「合コン」騒動くらいでは、AKBパワーは揺るがないようだ。6日のイベントで柏木は相変わらずの清純キャラを貫き、スピリチュアル女子大生として話題のCHIEが彼女のオーラを見て「性格はまっすぐ。上向いてい咲いている花みたい。芯が強く負けず嫌い。でも、そのわりには体が弱い」「(住んでいるのは)アイドルらしからぬ質素な部屋、何もなくてぬいぐるみが一個しかないシンプルな部屋」と、これまで柏木が作り上げてきた通りの診断をした。こうしたイメージ戦略を真に受けて「やっぱりゆきりんは正統派アイドルだ!」と信じ続けていくファンもいるかもしれないが、さすがに「しらじらしい」「嘘の上塗りイタい」と批判する声もネット上では大きくなっている。大切な商品であるアイドルを守ろうとするがあまり、逆に彼女のファンが離れていくことにならなければいいが…。

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