上戸彩、EXILE・HIROとの「子作り延期」に漂う悲壮感

uetoaya0124.jpg※イメージ画像:『MandW Magazine vol.004 2012』マリン企画

 昨年9月、16歳年上でEXILEのリーダーのHIRO(43)と電撃結婚した女優の上戸彩(27)。事務所の反対を押し切ってゴールインした上戸は幸せいっぱいの様子だったが、夫婦の間に新たな問題が浮上しているようだ。

 入籍以降、上戸は明らかに仕事量を減らしており、1月にスタートしたNHKの連続ドラマ『いつか陽のあたる場所で』に主演しているものの、収録は昨年中に全て終わらせている。現在の仕事はCMのみの状態であり、上戸が事務所に“子作り休暇”を直訴したという情報もあった。

「上戸は結婚前から『20代のうちにママになりたい。子どもはたくさんほしい』と公言するほどママ願望が強かった。HIROも子ども好きで、子だくさんの家庭にしたいという思いは夫婦共通の願い。しかし、双方の仕事との兼ね合いで、そうはいかなくなったようです。HIROは社長業で多忙を極めており、メンバーの独立問題などもあって子作りまで頭が回らない。しかも、上戸が所属するオスカープロモーションも現時点では子作りには反対しているようです」(週刊誌記者)

 そんな中、上戸が今年12月公開予定の映画『武士の献立』に主演することが発表された。クランクインは3月を予定している。さらに名作ドラマ『おしん』の映画版が制作予定との話もあり、上戸がおしんの母親役でキャスティングされているという。CMなどの仕事も合わせれば今年も多忙になることは明白。いわば、事務所から子作りに「待った」が掛けられたのも同然だ。早く子どもがほしい上戸としては、かなり辛い宣告ともいえるだろう。紆余曲折あったものの、まだまだ稼げる看板女優の結婚を最終的には認めるという懐の深さを見せたオスカーだが、ここへ来てストップを出したのはなぜか。

「オスカーは武井咲(18)を“ポスト上戸”として育てており、武井の成長を見込んで稼ぎ頭だった上戸の結婚を認めた。しかし、武井は昨年3クール連続でドラマ主演を果たすも、いずれも視聴率1ケタ続き。好感度調査でも50位台に低迷という体たらくで伸び悩み、同じ事務所の剛力彩芽(20)にも追い抜かれそうな状態。エース交代はまだ早いという声が事務所内で強まり、上戸が子作り休暇返上で頑張らなくてはならなくなったというわけです」(芸能プロ関係者)

 オスカーといえば、上戸たちの先輩である米倉涼子(37)が昨年放送のドラマ『ドクターX 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)で高視聴率を獲得するなど奮闘している。だが、やはり若手の看板女優が必要だというのが事務所関係者の偽らざる気持ちのようだ。

 事務所に頼られるのは芸能人として成功の証ではあるが、このまま後輩が成長しなければ上戸のフラストレーションは溜まる一方だろう。せめて、彼女の夢である「20代でママ」は叶えてあげてほしいが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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