元フジ“チノパン”こと千野志麻が死亡事故 「現場はラブホ」との怪情報がネット上で拡散

20130103chino.jpg※イメージ画像:『幸せをつかむ言葉の習慣』
著:千野志麻/メディアファクトリー刊

 元フジテレビのフリーアナウンサー・千野志麻(35=本名・横手志麻)が、ホテルの駐車場で通行人の男性(38)をひいて死亡させた件で、所属事務所の公式サイトに謝罪文を掲載した。千野は1月2日、帰省中だった静岡県沼津市のホテルの駐車場で男性をはね、自身で110番通報。男性は胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。

 千野は「今回の報道にあります事故について」と題し、「起こしてしまった事の重大さに向き合い、深く反省するとともに、ご遺族の皆様に誠心誠意お詫びの気持ちの限りを尽くしてまいります」とコメントし、関係者らに迷惑をかけたことにも触れながら「人の命を奪うという取り返しのつかない事態に言葉に尽くせぬ思い出いっぱいですが、まずはお亡くなりになられた方とそのご遺族の皆様には心より深くお詫び申し上げます」と結んでいる。

 千野はフジテレビ在籍時は「チノパン」の愛称で人気を博し、それ以降はエース候補の女子アナに「アヤパン(高島彩)」「カトパン(加藤綾子)」「ショーパン(生野陽子)」といった愛称がつけられるようになった。06年に福田康夫元首相の甥でゴールドマン・サックス社員の男性と結婚して同年に退社。以後は3人の子どもに恵まれながらフリーで活動していたが、最近は育児を優先して仕事をセーブしていた。

 ネット上では千野に対して厳しい意見が浴びせられており、特に事故の翌日にサイト上で謝罪するという素早すぎる対応が批判の的になっているようだ。警察の事情聴取や遺族への対応などに追われているであろう時に、報道のタイミングに合わせるかのように謝罪文を発表したことが裏目に出てしまったといえるだろう。

 また、駐車場で成人男性を死亡させるケースは稀なことから「どれだけスピード出してたんだよ」といった声も上がっている。さらに、マスコミ各社が加害者である千野をそろって「さん」付けで報じており、「家柄のよさのせいで容疑者扱いされないのか?」といった憶測を呼んでいるようだ。

 これだけでなく、ネット上では事故のあったホテルがラブホテルだったのではないかとのウワサも広がっている。ニュース番組の映像からホテルが特定され、そこにバスルームがガラス張りになっている部屋などが存在し、風俗利用にも使われているという情報が浮上したためだ。一部ネット上では「死亡事故を起こした上に不倫までしてたのかよ」といった書き込みが増加しているが、真相はどうなのか。

「そのホテルは高速沿いにあるので、確かにラブホテルに間違われるかもしれません。しかし、部屋はシングルばかりでダブルやツインの部屋は少ない。カップル向けの部屋もあるにはありますが、基本的にはビジネスマン向けの格安ホテルです。近辺にはラブホテルもあるので、そういう目的ならラブホに行くでしょうね」(沼津市住人)

 確かにネット上の宿泊情報を見てみると、事故のあったホテルの部屋構成はシングル130室、ダブル5室、ツイン13室、スイート2室となっており、ラブホテルでないことは明らか。このよからぬウワサはデマと断定してよさそうだ。

 とはいえ、人の命を奪うという重大な事故を起こしてしまったことは事実。しっかりと反省した上で、遺族に対して真摯に償いをしていかなければならないだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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