清潔感を欠く菜々緒のイメージ戦略と水面下の「ドスケベ接待」は奏功するか

※イメージ画像:『菜々緒スタイルブック』幻冬舎

 昨年躍進した女性タレントといえば、元SDN48の芹那(27)、グラビアアイドルの壇蜜(32)などが挙げられるが、もう一人は文句なく菜々緒(24)だろう。一昨年からファッション誌のモデルとしては活躍していたが、バラエティでのぶっちゃけ発言や一昨年7月にフライデーされた西川貴教(42)との交際を積極的にアピールして一般認知度も上げ、夏には『主に泣いてます』(フジテレビ系)で女優デビュー作にもかかわらずドラマ主演を務めた。残念ながら視聴率は平均5.25%と低調に終わったが、こなきじじいやねずみ男などの珍妙なコスプレを披露し、また別のバラエティ番組では本気の「変なおじさん」コスプレに取り組んで「美人なのにお高くとまってなくて意外といいヤツ」という印象を視聴者に与えることに成功した。

 だが一方で、飾らないキャラクターゆえに、Twitterやブログといった本人発信のメディアで非常識な表現をして騒動を巻き起こすこともあった。8月下旬には唐突に「あーこういう人達ほんと無理。一緒に仕事する気は失せる」とツイート。この時一緒に仕事をしていたスタッフが目にすれば、嫌な思いをすることは間違いなく、こうした愚痴を全世界に発信するのは傲慢と言わざるを得ない行為だ。9月にはディズニーランドで撮った写真をブログにUPし、乗ってはいけないと明示されている展示物の車のボンネットに載った状態のショットだったことからブログが炎上。Twitterで菜々緒の行為を咎めた読者に「座ってるけど靴は触れてないから汚していない」と逆ギレするという大人げない行動も火に油を注いだ。

「業界内での評判は、それほど良くはないです。接する相手によって態度が変わるのがちょっと……。特にレギュラー番組の『解禁!暴露ナイト』(テレビ東京系)で共演している名倉潤と河本準一への態度の違いは露骨。打ち上げの席で、名倉さんにはボディタッチ攻撃やお酌をして“専属キャバクラ嬢”なんて言われているくらいなのに、河本さんにはまったく近寄ろうとしないんですから。芸能界のパワーバランスで言えば、河本さんは親族の生活保護受給騒動でかなり評価を下げてしまったので、名倉さんに擦り寄ろうという魂胆もわかりますが、いくらなんでもあからさますぎます」(放送作家)

 しかしそもそも菜々緒は河本のことをあまり良く思っていなかったらしい。生活保護受給騒動の勃発する数カ月前に出演した『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、菜々緒が河本にセクハラされて困っていたという仰天話を暴露していたのである。彼女が飲み会の席で「これからバラエティの仕事を増やして行きたい」と相談したところ、河本は話を聞きながら唇が触れるくらいまで顔を近づけてきたり、「大丈夫だって」と言いながらやたら体に触ってきたりしたのだという。菜々緒が拒絶し席を移動「止めて下さい」とアピールするも、河本は彼女を追いかけ回し、ついにキレた菜々緒は河本にビンタを一撃くらわして泣きながら退席したと話した。この内容が事実ならば、河本にされてイヤだったようなことを菜々緒は名倉にしていることにもなると思うのだが……。

「ドラマ主演やCM起用などの仕事が入ったことで、バラエティ出演自体が減り、こういう暴露ネタは最近めっきりやらなくなりましたが、デビュー当時はなんでもあけすけに喋ってましたよね。共立女子大学時代に所属していたサークルのプロフィール写真に“特技:ローリングフェラ”と記しているくらいなので、下ネタもお得意だと思うのですが、もう戦略的に男性目線やバラエティ受けを意識したキャラは卒業なのでしょう。しかしいくらキャラを変更しても、彼女には清潔感に欠けるイメージが定着してしまっているように思いますが……」(前同)

 また、交際中の西川との前途にも暗雲がたれこめているという。

「10月の誕生日には、『日付が変わった瞬間にアクセサリーをもらった』と順調な交際をアピールしていますが、菜々緒の事務所は別れさせたがっているうえ、西川のファンも菜々緒のことは毛嫌いしている。本人たちは結婚したい気持ちもあるようですから、もしかしたら今年中にデキちゃった婚という“強行突破”の手段をとるかもしれません」(芸能記者)

 デキ婚ならば今度はママタレントコースが待っているが、果たしてそううまくコトが運ぶだろうか。2013年は試練の年になりそうだ。

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