法廷で「フル勃起」、内柴被告の鬼畜外道ぶり…師範室にバイブ常備

uchishiba1130.jpgアテネ・北京二連覇の金メダリスト、内柴正人被告

 指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして準強姦罪に問われたアテネ・北京両五輪の柔道金メダリスト・内柴正人被告(34)。公判では、彼が検察側の被告人質問に答えるかたちで自ら驚くべき変態ぶりを告白し、裁判所で淫語が飛び交うという異常事態になっている。

 事件当時、内柴被告は女子柔道部員4人と男性コーチらと一緒に都内のホテルで3泊4日の合宿をしていた。28日の公判では、内柴被告が事件後に被害部員の隣室にいた別の女性部員の部屋に行き、性行為をしたと証言。さらに29日の公判では、事件2日前の合宿中に3人目の別の女子部員と性行為をしたことも明かした。つまり、4人の女子部員のうち3人と合宿中に性的関係を結んだことになる。

 「合意の上だった」と無罪を主張する内柴被告は、事件直前にカラオケ店で被害女性にフェラチオをされたと発言。内柴被告によると、カラオケの途中でトイレに行った際、外にいた被害女性がキスをしてきたという。カラオケルームに戻ると、被害女性が内柴被告の股間を枕に頭を押しつけてきたため、びっくりさせようと陰部を出すとフェラチオをしてくれたという。これで「スイッチが入った」という内柴被告は泥酔した被害女性をホテルまでおぶって性行為に及び、さらに別の部員ともセックスしたというのだから、その性豪ぶりには驚くばかりである。

 フェラチオは目撃者がおらず、被害女性も「覚えていない」としているため内柴被告のウソである可能性が否めない。フェラの最中に別の女性部員が内柴被告のひざまくらで寝ていたとされており、その状態で行為が行われるのは不自然とも指摘されている。だが、準強姦の罪を逃れたい内柴被告にとって、このカラオケ店でのフェラは「合意だった」という主張の生命線。内柴被告は法廷内のソファを使って、事件当日の行為まで必死に再現。検察側から「フェラチオで勃起したのか」とされると「フル勃起かは分からない」と答え、傍聴席が爆笑に包まれる一幕もあった。

 検察側が「勃起」にこだわったのは、内柴被告が“インポ工作”をしていた事実を受けてのもの。事件の3日後、内柴被告は柔道部の監督に「(被害者と性行為を)やってないような気がする」と記したメールを送り、別の女性部員との性行為について「してないことにすればいいんじゃないか。(自分が)インポで成り立たないことでは。ダメか?」と口裏を合わせるよう依頼した。

 内柴被告が言うように「フル勃起」だったかどうかは分からないが、少なくともカラオケ店でのフェラの後にホテルで二人の女子部員と“連戦”したのが事実なら、インポの心配は全くないだろう。

 また、弁護側による補充質問で「子どもができてトラブルになったことがある?」と質問されると、内柴被告は「ある」と返答。「お金払っている?」という質問には「自分の子と認めていないが女性に(お金を)払っている」と答え、隠し子の存在まで浮上している。さらに、事件後に内柴夫人の指示で後輩コーチが、大学のシャワー室に隠してあったコンドーム、師範室に隠していたバイブ、放送室にあったわいせつDVDなどを処分したことも明らかになった。

 合意だったいう主張を通そうとするあまり、図らずも自身の性豪ぶりを赤裸々に告白することになった内柴被告。真相は判決が出るまで分からないが、彼が希代の絶倫であることは間違いなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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