武井咲とAKB48、Berryz工房ときゃりーぱみゅぱみゅ! 意外なアイドル「親友」録

 AKB48の大ブレイクを追うグループアイドルが乱立し、アイドル戦国時代とも呼ばれる昨今。ライバル同士ゆえ、音楽番組やイベントで共演すれば火花が散っているものかと思いきや、意外にもグループや事務所の垣根を越えて、同世代の友人としていい関係を築いているコたちもいるようだ。

 先週話題となったのが、ハロー!プロジェクトのソロアイドルで女優活動も盛んな真野恵里菜が、元SDN48で現在は“芸能界一モテる女”としてバラエティ番組に引っ張りだこの芹那と親友だという話だ。2人はペアルックでディズニーランドデートをしたと互いにブログに記しており、真野は年上の芹那を「せりにゃ~」と呼ぶなど、年齢も事務所関係も飛び越えて親しくしていることがうかがえる。さらに真野の交遊関係は広く、AKB48の柏木由紀とは雑誌企画で対談するなどの縁があり現在は友人。ミュージカルで共演した「Seventeen」(集英社)専属モデルの坂田梨香子とも2人で鍋をつつく間柄だとブログで紹介している。

 ハロプロとAKBといえば、アイドル界の二大派閥として比較されることも多いが、当人たちはそんなファンや大人たちの思惑などお構いなしなのだろうか。℃-uteの岡井千聖と中島早貴が、AKBの仲川遥香(JKT48へ移籍)や多田愛佳(HKT48へ移籍)とディズニーへ遊びに行ったり、岡井の自宅でお泊り会をしたりするほどの仲だというのもファンの間では知られた話だ。また、すでに℃‐uteを脱退し、現在はファッションモデルとして活動中の梅田えりかも、AKB板野友美や佐藤夏希と親しく、AKBメンバーのラジオなどで名前が挙がることがある。

 その板野だが、オフの日はAKBメンバーよりも地元の友達やほかのタレントとつるんでいることが多いようで、キャバ嬢向けファッション誌「小悪魔ageha」(インフォレスト)出身のギャルモデルでアパレルブランドも展開する武藤静香や、親友だというトリンドル玲奈とのツーショット写真をブログで公開している。また、つい先日、佐藤亜美菜と一緒にイケメン俳優との深夜カラオケを楽しむ姿を「週刊文春」(文藝春秋)にキャッチされた近野莉菜は、あの武井咲と高校の同級生で親友。まだ武井がブレイクする前の2009年に知り合い意気投合、翌年には親友と呼べる関係になったのだという。武井のブレイク後は彼女を気遣ってか、近野はブログに彼女の名前や写真を掲載していないが、今も関係は継続しているのだろうか。

 すでにAKBを卒業し、事務所も移籍してソロアイドルに転向した小野恵令奈は、9nineとしても活動する女優の川島海荷と高校時代から親しく、レプロエンタテインメントへ移籍したのも川島が在籍していることが大きな理由になったと言われている。小野はAKB時代、まだファッション誌以外では露出の少なかったきゃりーぱみゅぱみゅとも仲が良く、きゃりーのブログに登場したこともあった。AKB新世代の注目株のひとり“フレッシュレモン”こと市川美織も、きゃりーとは頻繁にメール交換をしているという。きゃりーはカワイイ女の子に目がないと自称するだけあって、美少女アイドルが大好き。芸能界デビューしてからは、好きなアイドルにことごとく接近しているようで、デビューしたての小学生時代にあまりの愛らしさでファンを熱狂させたBerryz工房の菅谷梨沙子とも家を行き来するほど親密な関係になった。きゃりーは菅谷のことを“芸能界一の親友”として、自身のレギュラー番組で紹介している。

「Berryz工房は、キャプテンの清水佐紀が高校時代に同級生のAKB増田有華らとダンス同好会を結成していたり、夏焼雅のいとこがチームKの藤江れいなだったりと、℃-ute 同様にAKBとの関係は深いです。彼女たちよりも歴史の長いモーニング娘。メンバーは、ハロプロ愛が強く、あまり外部のアイドルと交流していないようですが、田中れいなは音楽番組で共演したSCANDALメンバーと気が合って、たまに遊ぶ仲だそうですよ。道重さゆみは、芸能界での友人以前に、そもそも友達が少ないと自虐的に明かすこともあるほどなので、バラエティ出演が多いわりには交友関係が狭いみたいですね」(アイドル誌記者)

 そんな道重の後継と目され、バラエティ番組出演が増えているのは、Berryz工房の嗣永桃子だ。彼女も道重同様にぶりっ子キャラだが素顔は人見知り。ソロで番組出演する機会が多くなって、ハロプロ以外で初めてできた友達がアイドリング!!!の菊地亜美なのだそうだ。ちなみに、嗣永のもう一人の“大切な友人”は、なんとミッツ・マングローブ。

「ミッツは共演するたびに嗣永を『キモイ』『ブス』などとイジッています。イジッてくれる人がいなければ、嗣永のキャラはただの痛い子になってしまいがちなので、彼女にとっては非常にありがたい存在なのだと思いますよ。実際、うまいツッコミのできる人がいないBerryz工房の単独ライブやハロプロコンサートでは、嗣永のターンでちょっと寒い空気になってしまうことも少なくないですからね。ミッツや菊地とは、メールで仕事相談などをしているようです」(前同)

 人気アイドルと親密メールをしていてもファンに恨まれない男性は、ミッツくらいかもしれない。

men's Pick Up