陰湿業界イジメ…倖田來未に「ストリッパー」「脱いで売れた人」、元AKB指原も執拗な嫌がらせ

※イメージ画像:CD+DVD『JAPONESQUE』rhythm zone

 イジメによる自殺問題や大物女優の娘が関係したイジメ騒動などが相次ぐ昨今。子どもだけでなく大人の世界でもイジメは問題になっているが、芸能界も例にもれず陰湿なイジメがはびこっているようだ。

 芸能界のイジメは嫉妬が原因になることが大多数だが、その代表例がエイベックスの歌姫・浜崎あゆみ。新歌姫として台頭してきた倖田來未の存在を懸念した浜崎は、「あのストリッパーみたいなコ、何なの?」などと周囲に吹聴。これに同調した大塚愛も「脱いで売れた人でしょ」とイジメに加わり、エイベックス内はギスギスした空気になったという。倖田も負けずに“口撃”で応戦するも、「羊水発言」で人気が急降下。倖田の失脚に浜崎と大塚はほくそえんだというが、これが結果的にエイベックスの世代交代を妨げたともいわれている。

 女だらけのアイドルグループにも、当然ながらイジメがある。あるメンバーが体調不良で公演に出られなくなり、下位メンバーが代役として出演することになった。代役に指名されたメンバーは必死に歌やダンスを確認し、衣装を着て開演を待っていたが、開演直前に体調不良で休んでいたメンバーが現れて「もう大丈夫だから衣装脱いで」と告げたという。また、AKB48は運営が特定のメンバーを露骨にゴリ押しすることがあるが、それもイジメの原因になるようだ。

「一時、運営に猛プッシュされていた指原莉乃(現HKT48)は、ある先輩メンバーから執拗な嫌がらせを受けていたようです。しかし、中学時代に学校でイジメを受けていた経験もある指原は屈さなかったようで、逆に『●●さんにイジメられてるんですよ~』と関係者に吹聴して逆襲していますね」(スタイリスト)

 モデル業界もイジメは多いらしく、先日芸能活動を再開させたマリエが内幕を明かしている。彼女がバラエティーに頻繁に出演するようになってから「あの子はテレビに魂を売った」「テレビでチヤホヤされて私の表紙を奪った」などとモデル仲間に陰口をたたかれるようになったという。活動再開時も「もう(モデルタレント枠の)イスは残ってないよ」「帰ってくるなよ」と言われ、芸能界の厳しさを痛感したようだ。

 昨年結婚を機に芸能界を引退した山本モナ(現・中西モナ)は、イジメが原因で引退を選んだといわれている。2006年9月に『筑紫哲也 NEWS23』(TBS系、タイトルは就任当時)のキャスターに抜擢された彼女は、衆議院議員・細野豪志氏との路上不倫キスを週刊誌にスクープされて即降板。08年に『サキヨミ』(フジテレビ系)でキャスター復帰するも、直後に今度はプロ野球選手・二岡智宏との不倫ラブホデートが報じられ、1回のみの出演で同番組を降板した。その後、ビートたけしの後押しでバラエティータレントに路線変更したのだが、これがイジメの原因となった。

「楽屋で某女性お笑いタレントから『あなたはタレントじゃないでしょ。何の芸もないんだからでしゃばらないで』と言われ、ベテラン女優からは『下半身がゆるいおかげでテレビに出られるなんて恥ずかしいと思わないの?』と皮肉を言われたそうです。結婚引退の直前、モナは関係者に『イジメで鬱になった』と漏らしていました」(芸能関係者)

 厳しい弱肉強食の芸能界にイジメがあるのは当然なのだろうが、ファンに笑顔を振りまく彼女たちのウラの顔を想像するとゾッとしてしまう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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