【合コン強敵女の攻略法】~不自然なくらい最初からベタベタしてくる女の子~

※イメージ画像 photo by Brooom from flickr

 合コン中に気になることといえば「自分が女の子からどう思われているか」。当然ながら、自分がどの女の子から好意を持たれているか見極めることは、このあと誰にターゲットを絞り、どこまで攻めるか考える上で、かなり重要なポイントになってくる。

 そこで僕たちは、女の子のリアクションや仕草、あるいは自分との距離などを観察しながら、自分に対する「相手の評価」を必死になって読み取ろうとする。もちろん観察するポイントは人それぞれだろうが、多くの男性は大切な要素の1つに「ボディタッチ」を入れているのではないだろうか。

 たとえば合コンの中盤で、平凡に喋り続ける右隣のA子と、話の最中に「ちょっとー」とか「もおー」なんていいながら、ちょこちょこ腕や肩を触ってくる左隣のB子に挟まれていたら、ほとんどの人がB子に狙いを定めるはずだ。それは決して間違った判断ではないだろう。合コン中盤でタッチしてきたなら、それは女の子も好意を持って意識的に触っている可能性が高い。

 問題なのは、合コン開始直後からベタベタ触ってくる女の子。きっと「最初からベタベタしてくる子は逆に怪しいよ」と分かっている男性も多いだろうが、しかしどうだろう。いざ合コンで隣りにそういう子を迎え、いきなりベタベタされると、ついついなびいてしまうのではないか。そう、ボディタッチは男の平常心をかき乱す。だからこそ考えなければならない。「不自然なくらい最初からベタベタしてくる女の子」が合コンに来た場合、僕たちはどう挑むべきなのか。

 合コン開始直後からのボディタッチが何を意味するか。それは、触っている男個人への女の子からのアピールではなく、合コンに参加している男全員へのアピールではないか。女の子は無意識かもしれないが「男にベタベタすることで、その場にいる男全員から注目を浴びたい」という気持ちから生まれている行動のはず。事実、いきなり男にベタベタしている女の子を見ると「あの子はノリが良さそう(軽そう)だから行きたい」と考える男が2人に1人くらいはいるのだから、男を引き寄せる術として知らず知らずのうちにボディタッチを覚えた女の子は多いだろう。

 つまり、序盤のボディタッチは個人にとって何の意味もない。決して「女の子からの好意」と受け取ってはいけない。だから序盤のボディタッチでいい気になって、こっちもベタベタ触りだすと、いざ終盤になってあっさりその子にフラれる可能性がある。さらに、他の女の子からは「○子にすごいベタベタしてたよねー」とそっぽ向かれ、その結果、1人でシメのラーメンを食べることになる。だからこそ「開始1時間以内のボディタッチは参考外」が大前提だ。

 むしろ最初からベタベタされたら、頃合いを見てあえて席を替えよう。そこで女の子が新たに来た隣りの男性にどう接するかをチラチラ観察してみる。席替えした瞬間ボディタッチが途絶えたなら、その時初めて女の子は自分に好意があったと受け取れる。

 しかし、そもそも最初からボディタッチしてくるような女の子は、先に述べたように、本能的に多くの男を独占したい、いわばライオン。自分の好みの男性を振り向かせることより、とにかく多くの男性を惹きつけたい。ならばその性格を逆手に取るのが、女ライオンを落とすには有効だろう。

 つまり、最初からボディタッチしてきた女の子がいたら、あえて別の子中心で話す。要は「ボディタッチくらいじゃビクともしないぜ」とワイルドな雰囲気を醸し出すのだ。ただし、そこで女ライオンを追い払ってはいけない。ボディタッチを避けたり、完全に別の子狙いの素振りを見せたりするのは厳禁。あくまで自分は、女ライオンから「獲物」として狙い続けられる適度な距離にいなければならない。突き放し過ぎると、さすがに追いかけてこなくなる。ここが難しい。

 大切なのは女ライオンの隣り、あるいは正面をキープし続けること(先ほどの「席替えして他の男にもボディタッチするか観察する」際は正面へ移動する)。そして、他の女の子と話す時は、全員と万遍なく話すこと。つまり、誰を狙っているか分からないようにする。あからさまに他の女の子を狙って、その後に自分に鞍替えされるのは女ライオンにとって屈辱にあたるからだ。屈辱を受けると、女ライオンは無視という「復讐」に出るため、ゲットに繋がらない。

 女ライオンのボディタッチ攻撃には動じない。でも女ライオン以外の誰かを狙っている感じはない。そしてなぜかずっと女ライオンの近くにいる。この状態を1時間半ほど続け、終盤は女ライオンと徐々に個別トーク(他のメンバーを入れない2人だけの会話)を始めよう。ただ、ここでも女ライオンへのあからさまなアプローチはNG。「明日早いからそろそろ帰ろうかな」とか「終電大丈夫?」と、それほど女ライオンに食い付いていない感じをあえて出す。すると、女ライオンはこの男を落とそうと躍起になってくる。結果、女ライオンがボディタッチよりエスカレートしたワザを出し始めたら、勝利まであと少しだ。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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