安岡力也のブログ更新に非難!? 息子・力斗の去就やいかに

yasuokablog0413.jpg※イメージ画像:安岡力也オフィシャルブログ「閻魔様にも断られちまった!」

 今月8日、心不全のため亡くなった安岡力也の公式ブログ(安岡力也オフィシャルブログ「閻魔様にも断られちまった!」http://ameblo.jp/rikiya-yasuoka/)が更新され、話題を集めている。本人の死後に投稿された内容によれば、「力也の49日までの間色々な思い出、4月2日以降の出来事をコメントできたらと思います」ということらしい。その翌日には、「僕」と名乗る人物が故・安岡力也の戒名をファンに報告するという内容が配信されている。

 この、力也ファミリーの行為に対し、多くのネットユーザーは疑問を抱いている様子。ネット上には、「ブログは本人のもの」や「新しいブログを始めればいいだけのこと」といった更新継続反対のコメントが多く見受けられる。中には、「死者への冒涜だ」などという過激な意見もあり、本人死後も継続するというブログに、たくさんの人々が不信感を抱いているのは間違いない。ただ、当のブログに寄せられたコメントのほとんどは、「ぜひ継続してほしい」というものが大半。大方のネットユーザーらとは反対に、亡くなった力也のファンたちはブログの継続を歓迎しているようだ。

 そんな力也のファンたちの多くが口にするのは、力也の息子である安岡力斗の存在。まだ力斗本人による記事の投稿はないが、今後、ブログ更新の中心を担うであろう息子の活躍をファンは心待ちにしている様子。13日に更新された記事によれば、その息子に触れ「49日が過ぎた頃『安岡力斗』が出した答えを応援するのがファミリーの役目だと思っています」と書かれていることから、力斗が今後何らかのアクションを起こすのは間違いない。

 ネットユーザーらによる「本人死後も更新されるブログ」への反発は、ネット特有の倫理観といえる。つまり、本人確認のままならないネットだからこそ、本人の作ったサイトは本人だけが更新するべきだという考え方。横行する成りすましに対しての怒りともいえるだろう。そんなモラルを持つネットユーザーらにとってみれば、安岡力也の死後も更新される安岡力也のブログというものは、死者の威を借りる行為と等しいのかもしれない。

 前述したように、故人の49日法要まで更新されるという安岡力也のブログ。13日の更新内容を見る限り、父の看病のため無職だったという息子の安岡力斗が芸能界デビューするのは規定路線なのだろう。もしかしたら、すでに『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)あたりに営業をかけているところかもしれない。

 「父親の職業を息子に継がれることが父親にとって一番の幸せだ」とは立川談志の言葉。きっと天国の安岡力也も息子の芸能界デビューを望んでいるに違いない。そんな安岡力斗の今後の去就はまだわからないにしろ、もし父と同じ道を歩むのなら、彼が亡き父のブログを受け継ぐというのも、ファンを獲得するためのひとつの手といえる。しかし、それでは父の背中は越えられないだろう。彼が、父以上のスターを目指すのなら、やはりまずは「安岡力斗のブログ」を始めることだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『俺達は天使(カタギ)じゃない』

 
ご冥福をお祈りします

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