友達関係の女と一夜を共にした後の対処法

regretinbed1220.jpg※イメージ画像 photo by starv1nart1st from flickr

 もう何年も友達関係を続けている女性と飲んでいるとき、ふと「これヤレるんじゃないか!?」と思うことはないだろうか? そのままヤッてしまった人もいるだろうし、逆にすぐ解散して風俗へ飛び込んだ人もいるはず。いずれにせよ、このような状況はひたすら男を苦悩させる。

 なぜなら「後が怖い」から。その一言に尽きる。そのまま付き合いたいのなら問題ないが、そうでなければ、一回のエッチで相手が自分に恋愛感情を抱くのが怖いし、また、何年も友達でいるということは、その女性を”友達として”必要としている。だから、ヤッてバイバイもしたくない。さらに、共通の友達にバレてしまえば状況はさらに悪化。……と、ヤッた後のことを考えれば、アタックできなくなる。

 だけど、それでも時に踏み出してしまうのが男。そして踏み出したいのが男。であれば、友達とヤッてしまった後、今まで通りの関係を続けるための方法を考えるしかない。もしそれが分かれば、女友達全員を見る目が少し変わるかもしれない。

 最初に、ヤッたことで友達関係が続けられなくなるケースを洗い出してみると、

「相手が恋愛関係への発展を望む」
「お互いが気まずくなる」
「女性が共通の知人にエッチしたことを相談する」
「またヤリたくなって揉める」

 の4つが挙げられる。これらのリスクを潰していかなければならない。

 友達と枕を交わしたとき、一番心配なのはやはり「相手が恋愛関係への発展を望む」こと。「女性は一回ヤると好きになる」という格言が昔からあるように、たとえ事前に「遊びだって分かってるから」と言っても、後日あっさり覆る可能性は高い。筆者トビタも、遊びと承諾したうえで女友達と夜のサーカスをしたら、次の日断りもなく自宅を襲撃された。このリスクを回避しないことには、話は先に進まない。

 そこで対策。大前提として「きれいだった」などの甘い言葉や、対戦後の腕枕などはNG。ヤッた後は極めて淡々と、少し距離を保って眠るように。そして朝、相手より先にベッドから出て、座って待ち構えてほしい。やがて女性が起きたらこう言うのだ。

「昨日は、独りよがりな行為をして本当にゴメン。こんなこと言う資格はないけど、頼むから絶交だけはしないで。これからも友達でいてほしい」

 女性からしたら友達をやめる気などサラサラないはず。そもそも、ヤッちゃってるくらいだから。でも男はとにかく「絶交だけはしないで」とすがりつくのだ。つまり、恋愛に発展させるかどうかではなく、もっと下の問題、友達を続けるかどうかを争点にしてしまう。こうなると女性はまさか「いや、てか付き合おうよ」とは言いにくい。恋愛関係に発展させるきっかけを失うはず。

 ネクストミッションは「気まずくなる」ことの回避。エッチの後、気まずさが怖くてすぐ帰ったり、そっけなくするのは問題外。朝まで一緒にいて、しかも起きてから雑談をするのは必須だ。そして会話の中で「ああ、ウンコしてえ」、「今世紀最大の屁が出そう」、「3日煮込んだカレーみたいな下痢してきていい?」など、彼氏彼女の関係には程遠い、お下劣ネタを連発しよう。

 また、この日のうちに共通の知人を含めた数人で遊ぶ計画を立ててしまうのも有効。間を置かずに会う計画を立てることで空気が悪くなるのを避け、またグループで遊ぶことで当日もナチュラルに応対できる。

 さあ、問題は3つ目のリスク。「共通の知人に相談すること」を避ける方法。知人にヤッたことを報告されると、仲の良いグループ全体が崩壊する可能性もある。ただ、「このことは誰にも言うな」といっても効力はないし、女友達が自然と秘密にし続ける可能性もあるから、下手に動かない方が安全。ただ、もし知人に言ったことが分かったら、その瞬間、とにかく自分がすべて悪かったと知人に謝ろう。そこでも「友達のままでいたい」と連呼すること。そして「酔っ払って」あるいは「寂しくて」ヤッたことをひたすら強調し、恋愛感情ではないことを知人に示せれば、その人からヤッた女友達を説得してくれるパターンも出てくる。

 さて、こうやって色々なリスクを回避しようと努力した所で、結局1度関係を持った女友達と遊んでいると、また過ちを犯したくなるのが男というもの。しかも前回と同じく、決して恋愛関係には発展させたくない。これが最後のリスク、「またヤリたくなって揉める」の典型だ。もちろん性欲を我慢できれば良いのだけど、とはいえ2回目も成功すればセフレ化できるかも……と考えてしまう。

 もしどうしても2回目がしたかったら、今まで挙げた対策をすべてエッチの前にすることだ。「俺、メチャクチャ寂しくてまた間違い犯しそう。でもお願いだから今後もずっと友達でいて」と言い、その後はムードをいったん落ち着かせて「そういえば○○の誕生日パーティっていつにする?」と雑談を挟みつつ「さて、ウンコ出してからヤるか」と言う。要は”前回とまったく同じ気持ちのエッチ”であることを相手に分からせるのだ。

 ここで相手に「前と同じになるなら嫌だ」と言われるかもしれない。というか前回のエッチで相手に恋心が芽生えて、今度こそ恋愛関係に持ち込もうとあえて2回目を誘ってきているかもしれない。その場合はもう引くしかないだろう。今回はあくまで「友達関係を持続する」ことが第一。2回目のエッチは、それほどリスクが大きいのだ。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

『起きているのは俺と女友達だけ、周りには酔い潰れた友人たち、さてどうする? 2』

 
イタダキマス

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