『純真美乳 うるや真帆』うるや真帆

 人は見かけによらない。そんなことは大人なら誰でも知っている。当然、筆者だって知っていたはず。でも、うるや真帆ちゃんの「見かけによらない度」は、あまりにも想像の範囲を超えていて、うっかり驚かされてしまった。

「目立とうとして目立つのは嫌です。自然と目立つのは好きだけれど……あはは」
「教えてください。男優さんはオチ●チンが大きくないとできないんですか?」
「なんかあの~でんぐり返しの逆みたいなの、あれ恥ずかしかったです」

 こんなに無邪気な子だったなんて、思いもせず見終えた今も心臓がバクバク。先月発売されたデビュー作では、もっと聡明で光に溶けちゃうような女の子だと思ったのに……。

 さて、実は全身の99%が好奇心で作られていた真帆ちゃんのデビュー2作目は、彼女が思いのたけを炸裂させるドキュメント。マシンガンのように男優に質問をぶつけたり、おっかなびっくりの顔で初体験の玩具責めに身を預けてみたり、さらにはおぼつかない手つきでパイズリに挑戦したり。さまざまな初体験を重ねていく。

 Mっ気を剥き出しにして華奢な体をよじらせていたかと思えば、悪戯っぽい顔で男を追いつめうっとり微笑む。笑ったり、泣きそうになったり、快感に痺れたり、焦らすような目をしたり。そうして一歩ずつ女優の階段をステップアップしていく様が眩しいほどに瑞々しい。

 一番驚かされたのは、出番を終えて帰り支度をしていた男優を誘惑し、無理やり3Pに参加させてしまうラストシーン。当然、台本に従ったまでで、きっと彼女の意志ではないだろう。それでも、男の腕にそっとすがりつき、「イヤなんですか?」とねだったその眼はリアルだった。媚びるでもなく、強引すぎず、遠慮がちだからこそ、ほおってはおけなくなる愛らしさに、ズッキューンとハートが打ち抜かれてしまった。
(文=文月みほ)
Amazonで詳細を見る

◆メーカー:アリスJAPAN◆品番:DV-1249◆時間:120分◆価格:2980円