『飛行機痴漢』

AV 2010年05月16日

　逃げ場のない恐怖。誰かに見られたらどうしようという焦り。溢れだす破廉恥な興奮……。雲の上という壮大なスケールで巻き起こる最高にして最凶の痴漢作品。それが『飛行機痴漢』だ。

　舞台はタイトルの通り、本物の飛行機の中。被害者は優雅な空の旅を満喫する5人の乗客と、仕事熱心な国際線のキャビンアテンダント1名。いずれもプロ痴漢の巧妙すぎるテクニックに声も出せないまま、激しく膣内をかき回された挙句、汚い精子を浴びて倒れ込んでしまう。

　最初の餌食となったのは、眼鏡のキャリアウーマン。座席についても仕事をしていた彼女だが、ひと段落したのかアイマスクをつけて眠ってしまった。その時、音もなく男が現れ、静かにブランケットをはぎ取ると、大胆にも太ももをまさぐり、無抵抗の彼女を羞恥のどん底に突き落としていく。パンストを引き裂かれると同時に、股間からは愛液が流れ出し、それを男に指ですくいとられた彼女は、観念したようにされるがままに。あっという間に潮を吹きあげたかと思うと、そのままフェラ奉仕までしてしまう。その間、ひと言も話すこともなければ、喘ぎ声を漏らすこともない。静まりかえった機内で、「はっはっ」と微かに響く吐息が、スリリングな興奮を生々しく伝えてくれる。

　さらに、兄と一緒に旅行中の妹や、モデル級の美女、また勉強中の女子大生までも、次々と魔の手に堕ちてしまう。逃げようにも、トイレまで追いかけてきて徹底的に犯す痴漢の執念に、彼女たちもまた従順に従ってしまう。そんな彼女たちに、痴漢男の責めはエスカレート。座席で電マ責めしたり、廊下で生乳を揉みしだいたり、さらには座位でセックスまでしてしまう。

　中でも、英語が堪能な国際線のキャビンアテンダントに対する痴漢行為は、最高の征服感を味わえる。バックルームで待ち伏せされ、痴漢男に後ろから襲われても

「お客様、どうなさいました？　やめて下さい」

　と冷静に対処する彼女だったが、しつこい男に根負け。ことを荒立てたくなかったのか、それとも興奮してしまったのか分からないが、立ちバックの挿入を許してしまうのだ。壁の向こうに客の姿が見える、危険すぎる場所での余りに大胆なセックスは、観ているだけで心臓がバクバクしてしまう。

　痴漢テクニックもここまでいくと匠の技!?　女たちを恐怖と快感の坩堝（るつぼ）へと突き落とした妙技を堪能して欲しい。
（AV評：文月みほ）
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