『人妻恥悦旅行 再び…』長谷川美紅

 シリーズ初の快挙なんだとか!! 数年間、グローリークエストの看板作品の座に君臨し続けている『人妻恥悦旅行』。その人気の秘密は、監督と人妻との距離感にある。人妻の中に秘められた欲望を解放するために、監督はずっと2人きりの撮影方法を守り、旦那との夫婦問題に親身になって耳を傾けた上で、激しく大人のセックスをし続けてきたのだ。そこに情が生まれたとしても、これはあくまでも不倫。慣れ合いはせず、一度きりの火遊びというクールな距離感がマニア達の心を刺激してきたのである。

 ところが遂にルールを打ち砕く最強人妻が現れた。それがこの長谷川美紅さんだ。

「主人と喧嘩してしまったんです……それで……」。そう言って現れた彼女は、美しいルックスとは裏腹にドMな奥様。他の作品でも荒々しく犯される度に良い声で鳴いてきた彼女だが、普段は控え目で清楚な女性。そのギャップこそが頑なな監督の心を打ち砕き、2度目の不倫旅行へと向かわせたのかもしれない。しかも、今回は2人きりではなく、もう一人、旅の同行者が。人妻大好きな会社員を交えた変態旅行へと発展していく。

 電車での移動中、大胆にお尻を丸出しにして、玩具遊びを堪能する美紅さんは、観光地のいたる所で恥ずかしい遊びに興奮し、声を潜めながらイキ続ける。そして、旅館に到着するなり、露天風呂で初対面の会社員とセックスしたかと思うと、帰宅準備をしていた監督までも熱い瞳で見つめ、浴衣の前をそっとたゆませる。

「僕はこの前シタんだから、もういいでしょ?」

「いえ、でも……せっかく来たんですから……」

 控えめな口調ながらも、熱のこもった言葉に、監督は渋々を装ってまぐわっていく。

 これはハマる。粛々としたおねだりとでも言うのだろうか。「ねぇ~エッチしようよ」と強引に腕を引くような若い娘には絶対にマネのできない圧倒されるエロさ。こういう女性こそ、小悪魔と言うのかもしれない。どこから見ても聖母にしか見えない外見だけれど……。
(AV評:文月みほ)

Amazonで詳細を見る

◆メーカー:グローリークエスト◆品番:ZOW-14◆時間:120分◆価格:3780円