「愉しみを知らなくて勿体ないですよね」
清純派ロリ女優として大人気のつぼみちゃんが、なんと40歳童貞を筆おろしするという。ルックスもキャラも処女にしか見えない幼さを持つ彼女が、だ!! メーカー公式サイトで募集し、かつ面接によって選びぬかれた中年童貞の自宅に出張し、長年しみついた生活臭の溢れる布団の上で、『くせもの』であろう素人男に一生の思い出を与えるという。
冒頭にあげた一言は、彼女が中年童貞に対して発した言葉。観る前からテンションが上がりきっている筆者をよそに、彼女自身はこの企画に対し非常にクール……かと思われたが、実際は……。
まず最初の相手は、39歳の無職男性。見た目は真面目そうで女性への接し方が分からず今まで過ごしてしまったようなタイプ。AVで性欲を満たしてきたいう彼のリクエストは男優のようなセックスをしてみたいとのことだったが、いきなりつぼみちゃんをお姫様だっこしてキスし、マ○コを見る前に「見ちゃっていいですか?」と訪ねるなどド丁寧。これはAVというよりもはやレディコミでは!? こんなんで勃つのかな、なんて思っていると、中盤からつぼみちゃんが突如動き出した。男は従順に彼女に従っていくのだが、まどろっこしくなってきたのかつぼみちゃんは急に起き上がると積極的に男の全身を舐めまわし、挿入可能なサイズに膨張した肉棒を確認するとささっとゴムを装着し、騎乗位で挿入。
「どうですか? 気持ちいい? うふふ……よかった!!」
その顔は天使のようでもあり、世話焼きな姉さんのようでもあり、誰もが甘えたくなる聖母のような女性に変貌した。童貞クンはそんな優しさに甘えまくり、正常位では腰の使い方さえ分からなかたくせにいきなり駅弁しようと無謀な挑戦をし、彼女を困らせるのだが(笑)。
無事に筆おろしを終えたことで母性本能に火がついたのか、彼女は続く44歳のヲタ男性にも母のような愛情を魅せる。男は体操服の女の子にしか興奮しないと語り、自らも体操服を着用し彼女にもおそろいの体操服を着せて「もぅ最高!!」と雄叫びをあげる。普通の女の子なら呆れて速効で帰宅してしまうようなパターンなのだが、彼女はカチカチの肉棒を丁寧に奉仕し、最後には「名残惜しいですね……」と、ほほえみながら去っていく。
しかし、ラストに待っていたのは強敵だった。41歳の昭和系ガチムチ男性で、今ドキ四畳半一間を根城にしている。しかも男くさいタイプに見えて意外に気が弱そう。彼女に全身を舐めてほしいと懇願すると、女のようなか細い喘ぎ声で悶絶する。そんな完全に空回りぎみな男の汗だくの頬を、彼女は手のひらでそっと拭いにっこり。そして感動の初合体へと導くのだった。
くそ~、できることなら、童貞に戻りたい!! 最後は、そう思う人が続出であろう結果となった。最初はクールに見えた彼女だったがそれは押し寄せる不安からそう見えていただけと判明。ロリブームが去っても、彼女が末永く愛されている理由がこの1本で明らかにされたと言えよう。
(AV評:文月みほ)
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◆メーカー:グローリークエスト◆品番:ETC-21◆時間:120分◆価格:3780円