【舌表面】
(『陰核愛撫・クリイキ完全マニュアル イラスト版……らぶクリ!』第2章PLAY02)
この項では、舌でクリトリスを舐める方法が紹介されている。
実はこの愛撫は筆者の十八番で、ワンパターンのクンニにならないよう、以前からこのテクニックを自然と身につけていた。舌の裏側でクリを舐めると、たいていの女性は大喜びして反応を露わにしてくれる。
その理由を深く考えたことはなかったが、この本ではしっかり解説されている。
舌の裏側は味蕾がなくて滑らかで、表側で舐めた時との落差が激しいとのこと。それゆえ、両方で舐められた女性は感度が倍増し、より濡れやすく、よりイキやすくなるというのだ。
フェラチオで亀頭を攻められる際、舌の表側だけで舐められるより、表裏両方を駆使して舐められたほうが数百倍も気持ちいいものだ。それとまったく同じことなのである。
無意識で行っていた愛撫が正解だったと知り、驚くとともに安堵した筆者なのだった。
【唇裏粘膜】
(『陰核愛撫・クリイキ完全マニュアル イラスト版……らぶクリ!』第2章PLAY06)
これも筆者が以前から行っている方法のひとつ。下唇をむき出しにして、クリに触れさせて愛撫するというものだ。
筆者のコラム『ネットナンパ』でこの愛撫を描写する際、ドリフのチョーさんをイメージしていると何度か紹介したことがある。
偶然にも、本項でもドリフのチョーさんの顔真似をイメージして行うことがオススメされていた。やはり、考えることは皆同じようだ。決して女性には見せられない間抜けな顔となるのだが、この愛撫は仕掛けたこちらが驚いてしまうくらい有効なのである。
ちなみに、本項では書かれていないが、上で紹介している“舌表面”テクニックとこちらの“唇裏粘膜”テクニックを組み合わせた方法を筆者は多用している。
まず、舌の表側でクリを下から上に向かって舐めあげる。そして、上から下に向かって唇の裏の粘膜を使ってクリを刺激し、その後で舌の裏側で舐めるというものだ。これを延々と何度も繰り返すのである。この方法なら、一回の往復で全く異なる3種類の快感を女性に与えることができるのだ。
男性読者の皆さんは、是非、自分の手の甲で試してみていただきたい。最初は頭で考えながら三つの部位を使うことになるが、これを意識せずにできるようになれば、女性をヒーヒー言わせることができるハズだ。
そして、この愛撫にはもう一段階先がある。通常なら指を使ってクリの包皮を剥くことになるが、指ではなく上唇で代用することも可能だ。上唇をクリの数センチ上に強く押し当て、その状態をキープして3種類の快感を与えるというものだ。
また、両手がフリーになるので、手を伸ばして女性の両乳首を同時に攻めることも可能だ。首、肩、顎の筋肉に負担がかかるので気軽に行える愛撫ではないが、これさえ行えば、今までエクスタシーを感じなかった女性が相手であっても、頂きに導くことが可能になるかもしれない。
【ストローク】
(『陰核愛撫・クリイキ完全マニュアル イラスト版……らぶクリ!』第3章PLAY02)
このテクニックは、筆者が今まで一度も思いついたことがないものだった。これは、指先でつまんだクリを、男性のマスかきのようにしごいて刺激するというもの。
本項によると、充分に女性が高まった後に高速ストロークを行えば、相手をイカせることも難しくないという。つまり、前戯におけるキメ技的なテクニックとのことだ。
もちろんここでも詳しく図解で紹介されていて、力の入れ加減や注意方法が事細かく記載されている。そして、この愛撫を正確に行うことによって、相手の女性に腰の抜けるような極めて高い快感を与えられるのだという。
筆者は、相手に痛みを与えてしまうような愛撫に及び腰で、このテクニックをまだ実践で試していない。しかし、“腰の抜けるような極めて高い快感”とまで書かれてしまってはそうも言ってられない。本項を何度も熟読し、コツを完璧に頭に叩き込んでから、試してみるつもりだ。