円満夫婦の陰に狂おしいほどの情愛…ヘンリー塚本原作『もうどうなってもいい…禁断のポルノ』

 夫婦生活は円満、いまだに夫と夜の営みはある。一見すると何不自由ない日々を送っている人妻が夫以外の男との情事に溺れる様を、画面から匂い立つほど情熱的なセックスを通して描き出したのが、ヘンリー塚本原作による『もうどうなってもいい…禁断のポルノ』(FAプロ)だ。

 二つのエピソードからなる本作に出演する女優は、20代の通野未帆、30代の水原さなとよしい美希の3人。いずれもセックスが好きで好きでタマらないとばかりに、狂おしいまでの痴態を惜しげもなく披露している。

 
(1)不倫旅行のハプニング 絶倫竿にわななく女体
 主婦業の傍ら、テレビ局のリポーターとして活躍する人妻(水原さな)。子宝にも恵まれ、経済的にも安定、一見すると幸せな家庭生活を築いているが、彼女は夫の知らない淫らな一面を持っていた。子供が生まれる前から50代の妻子ある上司と不倫関係を結んでいたのだ。

 その日も夫には取材と偽って、上司と温泉旅行に赴く。移動の車中から、運転しながら股間を触ってくる上司に抗うどころか、甘く吐息を乱して感じ入る。途中で車を停めて濃厚接吻を仕掛けてきた上司に対して、負けじとばかり積極的に舌を絡めていく。

 

 
 温泉宿に到着し、女将(よしい美希)が部屋を出ていくなり、二人は「愛しているよ」と言葉を交わし合いながら興奮度を高めていく。人妻は「スリルと興奮と罪悪感が入り混じる」と呟きながら、すでに完全勃起状態の肉棒を欲しがる。上司が服を脱ぎ捨て、そそりたつ肉棒を差し出すと、うっとりとした表情を浮かべて、相手の反応を見ながら献身的なフェラを施すのだった。

 

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