AKB48・倉持明日香、スポーツ紙で卒業発表! スポーツキャスターに意欲燃やすもライバルは多数


「前田敦子さん(24)や大島優子さん(26)をはじめ、AKBグループを卒業したメンバーには女優を目指す人が多くいます。先日卒業を発表したSKE48の松井玲奈さん(23)もそのひとりです。そういった状況を考えれば、スポーツキャスターを志す倉持さんにはライバルが少ない。すでに『SPORTS X』ではロンドン五輪の取材もこなしており、野球、サッカーなどさまざまな現場に積極的に足を運んでいますから東京五輪のリポーターも夢ではないと思います」(前同)

 卒業後の進路に不安を抱くメンバーもいるだろうが、将来を見据えてしっかりと準備してきた倉持とすれば、これからの芸能活動こそが本番といえるのかもしれない。しかし、アイドル出身のスポーツキャスターと聞けば珍しいが、芸能界にはすでに彼女の目指すポジションを確立しつつある女性タレントもいる。

 たとえばバラエティタレントとしても大活躍中の小島瑠璃子(21)は、2012年からTBS系のスポーツ番組『S☆1』でメーンキャスターを務めている。同局が特集するスポーツ番組の多くでMCを担当しており、早くも東京五輪のキャスター就任がささやかれているほどだ。基本的にスポーツキャスターといえば元アスリートというケースが多いが、小島と倉持は本格的なスポーツ経験がなく、そういった点でもふたりは今後ライバル的な存在になるのかもしれない。

 また、ここ最近ではビジュアル面でも人気の高い元アスリートが芸能界に進出している。その一例を挙げると、元オリンピック日本代表でシンクロナイズドスイミング選手の青木愛(30)、2008年の賞金女王に輝いた元女子プロゴルファーの古閑美保(32)、そして元フィギュアスケート選手の浅田舞(27)などがバラエティやスポーツ番組で活躍中だ。当然ながら専門的な知識も豊富な彼女たちは、スポーツキャスターとしてテレビ局も重宝することだろう。

 だが、倉持にも国民的なアイドルグループで活躍してきた実績がある。AKB48という巨大な組織で培った“根性”や“アイドル性”を武器にすれば、ほかのスポーツキャスターにはない個性となるに違いない。卒業後も再び熾烈な競争の中に身を投じることになりそうだが、ぜひ東京五輪キャスターの夢をつかんでほしいものだ。
(文=愉快)

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