混乱NHKと迷走フジ! 『笑ってはいけない』、ついに『紅白』超えなるか!?

 大晦日の風物詩といえば、NHKの『紅白歌合戦』。人気の下降が叫ばれて久しいが、それでも昨年の最高視聴率は44.5%(ビデオリサーリ調べ/関東地区)と、年間トップの数字を記録し、いまだに根強い人気を示した。しかしそんな『紅白』も、今年は苦戦を強いられるかもしれない。国民的番組に立ち向かうのは、ご存じ、ダウンタウンがメインを務める『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)から派生した、人気企画『絶対に笑ってはいけない』シリーズだ。

「昨年の『紅白』は、同局の連続テレビ小説『あまちゃん』と絡めた演出のほか、迷走ぶりも含めて評判の高かった司会の綾瀬はるか(29)や北島三郎の紅白引退も話題となり、大いに盛り上がりました。しかし、昨年の見事な構成に対して今年のNHKは、放送前からゴタゴタした印象が見受けられます。

 11月には、サザンオールスターズが31年ぶりに出場すると各メディアで報じられましたが、25日に行われた曲目発表の際には、サザンの出場は『ない』と明言し、その1時間後に『現時点で』という言葉をつけ加える慌てぶり。翌26日に放送された情報番組『あさイチ』では、担当プロデューサーが生出演し、『正直なところオファーはしています。ただ、出場は決まっていません』と改めて発言しました」(芸能関係者)

 サザン同様、中森明菜(49)の出演もメディアによって大々的に報じられていたが、NHKは「今の時点ではない」(26日現在)と公表している。すでに曲順や演目が発表されていながら、大物ゲストの参加に不確かな返事を繰り返しては、番組を楽しみにしている視聴者にも混乱している印象を与えてしまうだろう。

「NHKサイドも、かつてのように黙っていてもチャンネルを合わせてくれるほど甘くないと意識している。危機感があるからこそ、これだけギリギリになっても、サザンと中森さんにオファーを続けているわけです。しかし、『笑ってはいけない』の場合、番組自体は生ですが、メインのVTRはすでに収録済み。放送前にキャスティングに悩むことはない。記者会見では、大物スターの出演が示唆されており、本編の大きな楽しみとして視聴者に伝わっています。会見でのレギュラー陣のコメントから、スターとは田原俊彦(53)のことだと思われますが、スーパーアイドルの出演にはネット上からも『トシちゃん楽しみ』『暴れてほしい』といった声が寄せられています」(芸能ライター)

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