女性ファン離れ? 綾瀬はるか、沢尻エリカとの「水10」対決に不安要素

0905sawajiri_main.jpg※イメージ画像:フジテレビ系『ファースト・クラス』オフィシャルサイトより

 早くも業界では10月からスタートする秋ドラマの話題が盛り上がっている。その中で最も注目されているのが「水曜10時」の枠。綾瀬はるか(29)と沢尻エリカ(28)という同年代の人気女優が真っ向から対決するからだ。

 綾瀬が主演するのは日本テレビ系の『きょうは会社休みます。』。処女のままアラサーになったモテない主人公が、9歳年下のイケメン大学生(福士蒼汰)と恋に落ちるというストーリー。同名の人気少女マンガが原作で、不慣れな恋愛に悪戦苦闘する綾瀬のコメディ演技に期待が集まる。民放ドラマでは約4年ぶりの主演作という意味でも注目だ。

 一方の沢尻は、フジテレビ系の『ファースト・クラス』に主演する。こちらは今春に土曜夜11時台に放送され、深夜帯にもかかわらず最終回で10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を記録したドラマの続編。前作は女の嫉妬が渦巻くファッション誌の編集部を舞台に、女同士で上下関係の格付けをしあう「マウンティング」をメインテーマとして描いて好評を博した。10月からの第二シーズンでは、デザイナーに転職した沢尻演じる主人公が、ファッションブランド業界の女たちとドロドロの激しいバトルを繰り広げる。

 両ドラマはメインターゲットとなる視聴者層が丸かぶりのため、その勝敗がクッキリと分かれるのは必然。この対決は業界で大きな話題となっており、発売中の「週刊ポスト」(小学館)でも取り上げられ、秋ドラマの最大の注目ポイントだと騒がれている。

 この対決、本来の「女優の格」でいえば綾瀬が圧倒的に優勢のはずだった。近年、各雑誌の「好きな女優ランキング」で綾瀬は毎回のようにトップになり、オリコンの「女性が選ぶ“なりたい顔” ランキング」で1位に選ばれるなど同性からの支持も高い。一方の沢尻は「別に…」騒動以降は嫌われキャラに成り下がり、映画でヌード&濡れ場を披露して復活するも、かつての人気はなくなったと思われていた。

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