もちろん見どころになるショットはパンツおろしだけではない。上半身裸で背中を見せ、腕で隠しているものの下乳が見えているショット。ブラひもを外し、恥ずかしそうにうつむいているショット。Tバックを履いているせいなのか、ノーパンみたいに見えるミニスカート姿でロサンゼルスの路上で消火栓にヒップを押し付けているカットなど、少女から大人へ脱皮する決心をしたような過激さだ。
こうなると気になるのは今後の小池が進む路線だ。ヒップ丸見えショットを超えるインパクトを与えなければファンの期待を裏切ってしまう。しかし、CMやレギュラー出演しているドラマのことを考慮すれば、あまり暴走することはできない。とはいうものの、グラビアアイドルの最大のライバルであるAKB系では、小嶋陽菜が女性誌『anan』で横乳を披露。大島優子が新作の写真集『脱ぎやがれ！』で表紙からいきなり手ぶらカットで挑発するなど、過激なグラビアのチキンレースが続いている。さらにセクシーな内容の写真集で対抗していくかスタッフも悩ましいところだろう。また、年齢的にはまだ先かもしれないが、佐藤寛子のようにセミヌードを発表後、映画でヘアヌードや濡れ場を披露して清純派女優からの脱皮を図るという路線の可能性だってゼロではないかも。
小池本人は大学の同級生たちが就職先を決めていくのを意識しているのか、「今後は職業コスプレをやってみたい」と語っていて、フルヌードは考えていないようだ。スーツ姿のOL、知的なメガネの女教師、白衣のナースなどの定番もいいが、もっと露出度の高い衣装を使ったコスプレにも期待してみたい。本人はその前に卒業するための単位を取るのに必死なのだそうだが…。
（文＝坂上五郎）
