新たな魅力炸裂! アラフォーになり“艶っぽい可愛さ”を発揮する女優・稲森いずみ

0725inamori_main.jpg※イメージ画像:稲森いずみ Official WebSiteより

 毎週木曜日の21時から放送中の連続ドラマ『同窓生~人は、三度、恋をする~』(TBS系)。同窓会で再会を果たした40歳の男女4人が、それぞれの境遇に悩みながらも徐々に禁断の恋へと落ちていく様を描いた、ほろ苦いラブストーリーだ。『東京ラブストーリー』の柴門ふみが原作とあって、淡く切ない筋書きのほかノスタルジックな雰囲気も強調されており、主に主人公たちと同世代の30代後半から40代の女性層に支持されている。

 そんな同ドラマの中でもとりわけ精彩を放っているのが、井浦新演じる柳健太のかつての恋人で、25年の時を経て彼に再び恋心を抱く鎌倉あけひ役の稲森いずみ。10代の頃に重病を患い、現在は夫のモラルハラスメントに苦しめられているというヘビーなバックボーンを背負いながらも、健太の前では昔と変わらず天真爛漫に振る舞うという二面性のある役どころを演じている。

 7月10日放送の第一話では、健太が勤めるクリーニング店にわざわざ電車で洗濯物を出しに来たり、はたまた健太に突然「キスして」と屈託なくせがんだりと、さっそく無邪気この上ない小悪魔ぶりを発揮。これに対してネット上では「稲森さん本当にかわいい!」「若ぶった役なのに全然イケる」などといった歓喜の声が寄せられている。

 稲森といえば、最近では『医龍』シリーズ(フジテレビ系)の加藤晶や『雲の階段』(日本テレビ系)の鈴木明子、少しさかのぼると『アイシテル~絆~」(同)での森田さつき役など、一貫してクールで陰のある役柄を演じることが多かった。今回演じている鎌倉あけひを取っても、夫からキツく当たられるなどシビアなシーンが少なくないのだが、それ以上にハツラツとしたあけひのキャラクター設定が稲森の醸す可憐な佇まいと絶妙にマッチしており、久しぶりに稲森いずみの弾けた姿がフォーカスされた格好だ。

「今でこそ年齢相応の落ち着いた役にも挑戦していますが、本来の稲森は活発なキャラクターが大の得意。特に、人気の引き金となった『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)や『ハッピー・マニア』(同)といったドラマで定着した明るく前向きなイメージはあまりにも強烈で、当時を知っている視聴者の中には、現在の彼女の活動を目の当たりにして違和感を抱く人も多いと聞きます。もっとも、いつまでもかわいげ最優先の路線に縛られているようでは女優としての成長は難しいでしょうから、昨今のシリアスな仕事へのシフトは英断だと思いますね。今回の『同窓生~』に至っては、往年にありがちだったキャピキャピしたキャラクターと、気品のある大人の女性をびっくりするぐらい器用に演じ分けていて、まさしく一度で二度美味しい“稲森いずみのいいとこ取り”状態です」(芸能関係者)

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