元ものまね女王・荒牧陽子、不倫略奪婚裁判で完敗…復帰の可能性も消滅か


 不倫発覚後、B子さんはA氏を問い詰めて浮気を認めさせ、出産から3カ月後に離婚が成立した。だが、A氏が慰謝料を渋ったために調停は不成立。これに激怒したB子さんが今回の裁判を起こすに至った。

 裁判では、A氏が荒牧との不倫関係が始まる以前から婚姻関係が破綻していたと主張。荒牧も「Aさんと付き合い始めた段階で、すでに離婚していると思っていた」と言い張った。だが、これは前述のメールの「さすがに奥さん帰ってきますよね」という記述と完全に食い違っており、その矛盾が強調されただけ。

 それでも荒牧は頑なに裁判で同じ主張を繰り返し、B子さん側が「出産翌日に自宅で夫と荒牧が不貞行為をしていた」と明かしても、A氏宅を訪れたことは認めながら「すでに離婚しているとA氏から聞いていた」と責任を回避しようとしていた。

 B子さんは目もあわせようとしない荒牧の様子に「いまだに芸能人気取りなんだなと思いました」とガッカリし、「とにかく、荒牧氏には謝罪の言葉を待っています」と語っていたが、最後まで謝罪することはなかった。裁判を終えたB子さんは「うやむやに済ませようとする荒牧氏は許せません。人間としておかしいと思います」とコメントし、怒りは収まらぬ様子だ。

 結局、荒牧の略奪愛であったことが認定される結果となった裁判。それ自体は彼女にとって大きな痛手だが、別の観点で考えればスキャンダラスな騒動が決着したことで復帰の準備が整ったともいえそうだ。だが、この裁判は荒牧の芸能生命にとって致命傷になってしまった可能性が高いという。

「休養の表向きの理由は『精神的ストレスと喉の不調』でしたが、裁判が原因だったことは明白。裁判中も彼女はボイストレーニングを欠かさず、歌手として再起する意欲を見せていた。本来なら今後は復帰を目指すのでしょうが、あまりにイメージの悪い泥沼裁判だったことが影響し、それまで所属していたケイダッシュ系列の事務所を昨年8月に離脱せざるを得なくなった。ちょうど契約が切れた時期でしたが、事務所側は契約を更新するつもりが全くなく実質的なクビでした。イメージ最悪の彼女と契約したがる事務所はなく、公式サイトやTwitterなども放置状態でフリーとしての活動もメドが立っていない。ものまねタレントしての旬も完全に過ぎていますし、もう芸能界には戻れないでしょう」(前同)

 一時はテレビ番組1本のギャラ10~20万円、ディナーショー1本で500万円を稼いでいたという荒牧だが、現在は夫の収入頼み。本人には復帰の意思があるようだが、どうやら望み薄のようだ。200万円という賠償金だけでなく、芸能生命すら絶たれるような“不倫の代償”になってしまったようである。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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