AKB選抜総選挙、渡辺麻友の勝利は中国ファンのおかげ!? 3000万円が投じられた「中華票」の威力

20140609mayu.jpg※イメージ画像:渡辺麻友写真集『まゆゆ』集英社

 先日、東京・味の素スタジアムで開催された「第6回AKB48選抜総選挙」の開票イベント。速報で2位だった“正統派アイドル”のAKB48・渡辺麻友(20)が、二連覇を狙う速報1位のHKT48・指原莉乃(21)に逆転し、初のトップを獲得した。下馬評では指原優勢と伝えられていた今回の総選挙。渡辺は15万9854票、指原は14万1954票でこの逆転劇の決定打になったのは「中華票」だったと一部メディアで報じられ、大きな話題になっている。

 中国情報サイト「Record China」によると、現地のSNSで「渡辺麻友は15万9854票、指原莉乃は14万1954票。差は1万7900票です。中国ネット掲示板のまゆゆ板は180万元(約2950万円)を集め3万5000票を投票。まゆゆの勝利を決定づけました!これぞわれらが大中華砲の威力!」とのファンによる書き込みが注目を集めたという。

 中国では富裕層をはじめとしたAKBファンが海を越えて大量投票に参戦しており、同国掲示板の“まゆゆ板”住人の奮起が大逆転を後押ししたというのだ。これが事実なら、渡辺の票全体の20%以上が「中華票」だったことになる。

 中国のファンによる大量投票は昨年の総選挙でも話題になった。富裕層の中国人ファンが金額にして1000万円超となる9108票を一人で指原に投票。その証拠として大量のシリアルナンバーカードの写真をネット上にアップしていた。同選挙では1位の指原と2位の大島優子の差が約1万4000票となっており、この中国人ファンの功績が大きかったといわれていた。

 この「中華票」の存在は指原自身も認識していた。今回の総選挙前、先月25日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に指原が出演した際、司会の東野が「多分、中国の富裕層の方が(票を)買ってくれますよ」と発言。すると指原は慌てた様子で「言わないでください。私だけじゃない。(AKB48の)メンバーみんなですから。みんな中国の富裕層の方が買っている。ほんとですよ、私だけじゃない」とコメント。「中華票」の存在を公の場で認めたことでアイドルファンを驚かせた。

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