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音楽業界では珍しくない? 佐村河内守のゴーストライター問題で波紋


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※イメージ画像:『CHOPIN 2013年11月号』ハンナ

 広島市出身の被爆2世で両耳が聞こえない作曲家・佐村河内守さん(50)の代表作「交響曲第1番 HIROSHIMA」などの楽曲が、別の人物が作ったものだったことが分かった。佐村河内さんの代理人の弁護士が5日未明に明らかにしており、業界のみならずファンの間にも動揺が走っている。

 独学で音楽を学び35歳で聴力を失ってからも作曲を続けたとされる佐村河内さんは「現代のベートーベン」と呼ばれ、人気ゲーム『バイオハザード』『鬼武者』などの音楽で注目を集めた。近年はNHKで特集番組が組まれるなど人気が高まっていたが、代理人によると十数年前から佐村河内さんが別の人物にイメージなどを伝え、曲にしてもらっていたという。フィギュアスケートの高橋大輔選手がソチ冬季五輪のショートプログラムで使用予定の楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、別人の作だったようだ。

 この騒動を受けて所属レコード会社の日本コロムビアは、公式サイトで謝罪文を発表し、佐村河内さんのCDの出荷とネット配信の停止を決定。楽譜を販売している会社も「著作権者が不明のまま発売できない」として11日に出版予定だった楽譜の販売中止を決めており、その代償は大きなものになりそうだ。

 この突然の告白のウラには、ゴーストライターを務めた人物とトラブルがあったと推測されている。

「ソチ五輪で使用されるとなれば、その著作権使用料は莫大なものになる。 今までの利益分配率では納得できなくなったゴーストライター側と佐村河内さんの間で金銭トラブルが起きたようだ。利益分配の交渉は決裂し、ゴーストライター側は事実を告発するため『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューに応じており、その記事が世に出る前に佐村河内さんが自分でカミングアウトした」(週刊誌記者)

 あまりにも衝撃的な騒動といえるが、実は音楽業界でゴーストライターを使っているミュージシャンは珍しくないという。

「海外でも評価されている音楽プロデューサーのN・Yは、複数のゴーストライターを抱えています。彼自身も作曲はしますが、あれほどの生産ペースとクオリティを一人で維持できるわけがなく、チーム体制でやっています。アイドルプロデュースで名を馳せたTやビジュアル系バンド出身のG、40代のイケメン歌手F・Mもゴーストライターが曲を作っていることは業界で有名。作詞でいえば、一時はカリスマだった歌姫H・Aや人気アイドルグループのプロデューサーを務めるA・Yなどは、精鋭のゴーストライター陣がついていますね」(音楽関係者)

 これらのケースは聴力を失った佐村河内さんの事例とは違うかもしれないが、業界では意外なほどゴーストライターが横行しているようだ。

「誰でもスランプに陥ったり、作曲ペースが落ちることはある。それでも売上を維持しなければならないという状況がゴーストライターの横行につながっている。これはレコード会社や所属事務所ぐるみでやっている場合も多い。佐村河内さんの場合も周囲の関係者が全く知らなかったとは考えにくく、お涙頂戴の感動ストーリーを作り上げるために目をつぶっていた可能性がある」(前同)

 かねてから出版界では有名作家や芸能人がゴーストライターを使っているケースは多いといわれていたが、音楽界でも同じ悪習がまかり通っているようだ。果たして、この騒動を機に業界は大きく変わることになるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops


『魂の旋律-佐村河内守』


いろいろ悲しいね

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