“押尾の呪縛”から逃れられない矢田亜希子、新ドラマ出演で殻を破れるか!?

1224yataaki_main.jpg※イメージ画像:矢田亜希子オフィシャルブログより

 来年1月9日にスタートする新ドラマ『慰謝料弁護士~あなたの涙、お金に変えましょう~』(日本テレビ系)に女優の矢田亜希子(35)がレギュラー出演することが発表された。タイトル通り、離婚がテーマのドラマに矢田が出演するとなれば、当然ながら2009年に元夫で現在服役中である押尾学(35)と離婚したことが思い出される。しかし、ドラマの撮影現場はそういった過去に一切触れられないほどのピリピリとしたムードが漂っていると、東京スポーツが報じている。

 矢田といえば、かつてはドラマやバラエティなどに多数出演し、清楚なイメージで大人気の女優だった。しかし、押尾との離婚後はテレビで見る機会がグッと減り、最近ではメディアに出るたびにネット上では「劣化してる」「こんなに老けて、押尾で苦労したんだな」という声が聞こえてくるようになった。また、昨年『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の人気コーナー『テレフォンショッキング』に出演した際、矢田は翌日のゲストに女優の大竹しのぶを指名したが、「初めまして」と挨拶。交流のある人物を翌日の出演者として紹介するというコーナーの長年のルールを覆したとして話題になった。


 デビュー当初からピュアな印象がある矢田だが、実は元ヤンキーだったという噂が以前からあり、ドラマ『シマシマ』(TBS系)で共演した俳優の三浦翔平(25)のチャラチャラとしたハイテンション具合にブチキレたという話もある。また、このドラマに主演した際、矢田は「私は主演じゃなきゃダメ。主演が決まらないなら、せめて主演の恋人役とか、ヒロインだったらいいけど」と周囲に漏らしており、端役になっても矢田の露出を増やしていきたいと考えていた所属事務所との間で温度差が生じていたという。

「ドラマ名に”離婚”を匂わすものに矢田がキャスティングされたこと自体が話題なわけで、変に周囲が気をつかい過ぎているのかもしれませんね。矢田がもう少し現場の空気を読んで、積極的に離婚について語ればいいのでしょうが、『いいとも』の件でも分かるように、少し“天然”のようなところもありますしね…。さらに、元ヤンという話が本当ならば、怖くて言えないという可能性も(笑)」(芸能ライター)

 そんな矢田は再婚には前向きなようで、5月にバラエティ番組『人生の正解TV~これがテッパン!~』(フジテレビ系)で霊能者の木村藤子に再婚について鑑定してもらったことがある。しかし、離婚後にバツイチの青年実業家との熱愛が報じられたが、その後の進展は特にない様子だ。

 押尾の逮捕、そして離婚からどうもパッとしない時期が長引いている矢田。確かに押尾の逮捕は世間に強烈なインパクトを与え、当時妻であった彼女に対しても冷たい声が聞かれることがあった。しかし、離婚から4年が経ってもいまだに“押尾の呪縛から逃れられない”ような彼女の姿は、松嶋奈々子主演の大ヒットドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)で松嶋の後輩でちゃっかり者のCAを演じていた頃や、『僕の生きる道』(フジテレビ系)でがんになった恋人を一途に思い続ける健気なヒロインを熱演した彼女を知っている視聴者とすればとても不憫であり、残念で仕方ないだろう。持ち前の透明感溢れる魅力で、かつては各種好感度ランキングの常連であった矢田は、これまでのドラマ出演のキャリアから見ても女優としてのポテンシャルは決して低いわけではないはずだ。今回のドラマで、離婚を経験した女の吹っ切れた演技を見せてほしい。
(文=サ乙)

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