雑すぎる復帰への布石…矢口真里の“ヤラセ記事”疑惑のウラ側

20130920yaguchi.jpg※イメージ画像:矢口真里オフィシャルブログ「初心者です。」より

 発売中の写真週刊誌「フライデー」(講談社)に掲載された元モーニング娘。の矢口真里独占インタビューが物議を醸している。不倫騒動で大炎上し、現在は無期限休養中で復帰のメドが立っていない矢口にとって騒動後初のインタビューだったが、業界内では「明らかにヤラセ」とあきれる声が多数。最近、このインタビューに限らず矢口サイドの動きが徐々に活発化しており、本人や事務所の思惑が見え隠れしている。

 先月発売の女性誌では、矢口の衝撃的な“二重あご”写真が掲載され、自宅に引きこもってゲーム・焼き肉三昧の生活で激太りしたと報じられた。だが「フライデー」掲載の写真は少しふっくらとしていたものの、休養以前と変わらない矢口の姿となっている。

 同誌の記事は、9月中旬の某日に都内路上で矢口を偶然キャッチし、インタビューを敢行したというもの。だが、世間の目から逃れたいはずの矢口がサングラスやマスクをしているわけでもなく、テレビ出演時と同じメイクをバッチリと決めている写真に疑問の声が上がっていた。

「女性誌に掲載された写真では、眉毛すら描いていないノーメイクでサングラスもしていた。ところが『フライデー』ではメイクも服装も完璧。そんな状態で顔も隠さずに外を出歩くとは思えません。どう見ても、偶然キャッチしたという状況とは考えられないですね。『フライデー』と矢口の所属するアップフロントは太いパイプでつながっており、業界内では女性誌の激太り報道を否定するために仕組んだ『ヤラセ』だったという見方が大半です」(週刊誌記者)

 肝心のインタビューは、矢口は約4か月間にわたってほぼ家にこもっていたことを明かすと共に、復帰時期について「まだわからないです」と話す程度のものだった。不倫や離婚原因についてはノーコメントで目新しい発言は一つもなかったが、なぜか“たまたま外出するために出てきた”という母親が、矢口の元夫・中村昌也の家庭内暴力疑惑について遠まわしに言及。「真里がケガをして実家に帰ってきたことはあります」「本人は『転んだ』と言っていましたが…ひどい傷でした。背中が×印みたいな形で盛り上がっていて、血がにじんでいたんです。挙式から2日目か3日目のことでしたから、私もその姿を見て泣きそうでした」などと、一般人が突然の取材に答えたとは思えないほどの饒舌ぶりで中村の暴力があったことをにおわせた。

 これを見る限り、記事の目的は「激太りの否定」と「中村への牽制」だったようだ。最近、中村は矢口との離婚をネタにバラエティーに多数出演しており、これが矢口サイドとしては面白くなかったのかもしれない。もしDV疑惑が再燃し、メディアで再び取り上げられることになれば、中村も露出を控えなくてはならなくなるだろう。

 ヤラセ疑惑はこれだけではない。矢口の公式ブログは5月15日を最後に更新が途絶えているが、ここ最近になってファンからの激励メッセージが大量に書き込まれているのだ。掲載されているコメントは「やぐっちゃん、みんな応援してますよ! 復帰待ってますっ」「やぐっちゃん、必ず戻ってきてね」「そろそろ元気な笑顔がみたいなー。でも、まりっぺ(笑)のペースでいいからね。ずっと待ってるから」などと矢口を応援するものばかり。検閲によって否定的なコメントは排除しているのだろうが、応援コメントは8月下旬から9月にかけて急激に増えており、コメント総数は約5000件に達している。

 一部では、これが事務所のヤラセではないかと疑う声もあるようだ。

「もちろん一般のファンからのコメントもあるでしょうが、あまりにも露骨にコメントが増えており、明らかに作為的なものを感じますね。フライデーの記事にしてもブログにしても、あまりにも露骨でヤラセ感がにおいすぎている。事務所側の『矢口を早く復帰させたい』という焦りが感じられますね。休養前の矢口は大事な稼ぎ頭でしたから、いつまでも休んでいられては困るということでしょう。矢口本人は、本気で数年は休養するつもりだったようですが、事務所サイドは年内にも復帰させたい意向です」(前同)

 事務所の焦りから生まれた雑な戦略が、今回の“ヤラセ記事”を生みだすことになったようだ。これだけ躍起になっているところを見ると、本当に年内中の復帰もありそうな気配。これからしばらくは、活発化する矢口サイドの動きから目が離せなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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