今度はパイロットに!! 堀北真希の華麗なる“コスプレ”遍歴

horikita0910main.jpg※イメージ画像:『堀北真希 2014カレンダー』トライエックス

 10月15日にスタートするドラマ『ミス・パイロット』(フジテレビ系)。旅客機の女性パイロットを目指す主役・手塚晴(はる)を演じるのは、デビュー10周年、いまや国民的女優に成長した堀北真希(24)だ。ポスターでは、堀北のパイロット姿が早くも公開された。この制服、全日空の女性パイロットが実際に着用している本格的なものだといい、フジテレビが傾ける情熱の片鱗がうかがえる。『ケータイ刑事 銭形舞』(BS-i)の銭形舞役でマニアックな人気を博してから、はや10年で日本を代表する女優として大成した堀北真希。老若男女を問わない高い好感度を持つ彼女なら、低迷の続くフジテレビドラマ復活の契機を作ることができるかもしれない。

 ところで堀北といえば、現役コスプレイヤー顔負けの「コスプレ女優」でもある。デビュー当時は女子高生役が中心だったものの、05年に演じた『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の「野ブタ」こと小谷信子役がアタってからは、各方面からオファーが急増。さまざまな配役を演じる中で、メイドからチャイナドレスに至る各種のコスチュームを着用し、数多くのファンを喜ばせてきた。

 記憶に新しいのは、何といっても2012年の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK)で見せた女医姿。白衣の天使を演じたのは物語後半だが、そこに至るストーリーでもモンペを着たり、戦前のセーラー服を着たりし、当時を知る高齢層からの絶大な支持を得た。『梅ちゃん先生』への抜擢のウラには、05年に始まる映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで見せた演技力への高い評価もあるとされる。「昭和の女性」を演じさせれば折り紙つきだ。正統派の「萌え」コスプレも当然経験済み。少女マンガを原作とする『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)では、男装のみならず、メイドコスに身を包み「お帰りなさいませ、ご主人様!」という大サービスも披露。同じフジドラマだけに、10月からの『ミス・パイロット』での悩殺演技への期待も高まるところだ。

 アイドル女優・堀北の生命線だった「清純派」イメージを覆した大胆なものといえば、『特上カバチ!!』(TBS系)で見せたキャバクラ嬢姿が挙がる。当時21歳の堀北はこのドラマで、タバコを片手にデコ携帯をいじくる夜の蝶を見事演じてみせた。とはいえ、いわゆる「キャバ服」としては胸元が閉じ気味なのが少々残念といえば残念。

 また、意外なところでは、08年のドラマ『男装の麗人~川島芳子の生涯~』(テレビ朝日系)で、戦前の歌姫・李香蘭を演じる際に見せたチャイナドレス姿も。李香蘭役を演じた女優といえば、近年では上戸彩(07年の『李香蘭』(テレビ東京系)にて)などもいる。上戸彩の「巨乳李香蘭」に対抗したつもりなのか、チャイナドレスの胸部には、グラビアでは確認できないほどのふくらみが…。

 さて、女優が役に合わせて衣装を着るのは当たり前とは言っても、10年間でこれほど多様なコスチュームに身を包んだ例は少ない。そんな彼女に期待されるものとは?

「堀北のウィークポイントはハッキリしてますよね。貧乳です。ただ、男装とか、昭和の女性の役がハマるのは、そのおかげとも言える。今度の『ミス・パイロット』でも、パイロットの衣装はズボンだし。『花ざかりの君たちへ』でもありましたけど、男装からのお着替えシーンはたまりませんよね。男っぽい服を着た女のコが可愛い下着を着けてるっていうそのギャップが!!」(芸能誌記者)

 原作がないだけに、展開が読めない『ミス・パイロット』。フジテレビが本気で火曜9時枠の復活を目論むのなら、サービスカットの挿入くらいは当然に思い付いているハズ。堀北真希のパイロット姿に萌えるのもいいが、りりしい衣装を脱ぎ捨てるシーンにも期待ができるかも!?
(文=是枝 純)

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