犬猿の仲に!? 川島海荷が『あまちゃん』でブレイクした能年玲奈に嫉妬

nouneumika0814main.jpg※イメージ画像:左『あまちゃん完全版 DVD-BOX3』TOEI COMPANY、右『川島海荷「umikaze」』リバプール

 NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の主演で大ブレイクした能年玲奈(20)と同じ事務所の川島海荷(19)が“第2のガッキー”の座をめぐってバトルを繰り広げていると東京スポーツが報じている。事務所の稼ぎ頭である先輩“ガッキー”こと新垣結衣(25)に次ぐ存在として周囲に期待されていた川島だが、「あまちゃん」旋風によって事務所は“能年推し”に方針転換。能年の急上昇によって事務所内のパワーバランスが崩れたことにより、二人の間に亀裂が生まれそうな気配だという。

 今をときめく若手人気女優の二人だが、川島は小学6年生でスカウトされて翌年には連ドラデビュー。以後、着実に女優としてのキャリアを積み上げてきた。一方の能年は、13歳の時に「第10回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得するも長らく鳴かず飛ばず状態だった。2010年に映画『告白』で女優デビューを果たしたが、その時も『あまちゃん』で共演中の橋本愛(17)が脚光を浴び、能年は全く注目されず。年齢では能年の方が一つ上だが、女優としてのキャリアも事務所の扱いも完全に川島が勝っていた。

 ところが、社会現象にまでなった「あまちゃん」の大ヒットが立場を逆転させた。

「二人が所属するレプロエンタテインメントの幹部たちは、『あまちゃん』終了後に能年をどう売っていくかということで頭がいっぱい。能年を事務所の若手の柱にしていこうという空気が強まっており、川島のことまで気が回らない状況。スタッフにとっても、全国区の知名度になった能年をトップ女優に押し上げるためのアイデアをめぐらせるのは、業界人なら誰もが口も手も出したくなるヤリ甲斐のある仕事ですからね。完全に『二の次』の扱いになった川島は、能年への嫉妬心を隠さずに周囲にグチっているようです。このままでは犬猿の仲になってしまうかも…」(芸能プロ関係者)

 二人の差は数字にも表れてしまっている。『あまちゃん』は連日高視聴率で8月2日放送分では過去最高の22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。一方の川島は、現在放送中の『ぴんとこな』(TBS系)でヒロインを務めているが、視聴率は一桁台で8日放送の第4話はゴールデン帯にもかかわらず5.9%(同)という悲惨な状況だ。同ドラマはジャニーズタレントが中心の作品とはいえ、能年との差は歴然といえる。

 川島は14日、今秋放送されるスペシャルドラマ『SPEC~零~』(TBS系)にスケバン刑事風の衣装でゲスト出演することが報じられたが、朝ドラで正統派美少女として注目される能年に比べて、イロモノ扱いともいえる状況だ。

 また、川島が能年に嫉妬するのは、女優として後輩に追い抜かれたことだけが原因ではないという。

「川島は女優業とは別に、ガールズユニット『9nine』の中心メンバーとしても活動している。インディーズ時代からメンバーだったこともあり、川島は歌手活動にもプライドを持っているようです。能年も『あまちゃん』でアイドルとして歌を披露して話題になり、事務所内で歌手デビューの企画が急遽持ち上がっている。能年が歌手デビューすれば、9nineどころではないほどの話題になることは必至。女優としても歌手としても、川島は能年に追い抜かれてしまうことになります」(芸能関係者)

 少女時代から超美少女として人気だった川島だが、最近は顔つきが急激に変化し、一部からは「ピークが過ぎた」「整形した?」などという厳しい声も上がっている。それとは対照的に、かつてはパッとしない容姿だった能年は今が美少女としての絶頂期。着実にキャリアを積んできた川島としては悔しいだろうが、人気の浮き沈みで立場や扱いが変わってしまうのは芸能界の掟だ。逆に言えば、今後の活躍次第では再逆転の目も十分にあるだけに、よきライバルである二人の切磋琢磨に期待したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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