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「昔の女性はたおやか」は幻想…明治の少女たちもワルだった、恐怖の「女愚連隊」


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※イメージ画像:『ハードライフ特
別版~紫の青春・恋と喧嘩と特
攻服~』

ケンメディア

 「最近は女性が強くなった」などと言われるようになったのは、いつ頃からであろう。よく知られているのが「戦後は女性とストッキングが強くなった」というヤツで、ことあるごとに似たようなフレーズが繰り返される。

 もちろん、そのようなものは漠然としたイメージである。昔から日本には、強い女性や荒々しい女性はいくらでもいたわけで、そういう実例は資料を調べればいくらでも見つかる。「昔の女性はたおやかで、今の女は強い」というのは幻想に過ぎない。

 たとえば明治時代の報道を見ると、「女愚連隊」なるものが大暴れして、市民を恐怖に陥れたという。

 明治45年7月の『東京朝日新聞』見ると、「女愚連隊 曙組」なる記事が載っている。当時、すでに愚連隊と呼ばれる不良集団が横行し、社会問題にもなっていた。ところが、今度は女性ばかりの愚連隊が登場したわけである。

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『東京朝日新聞』明治45年7月7日より

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『東京朝日新聞』明治45年7月10日より

 東京の芝や麻布といえば、明治の頃はまだ埋め立てが進む開発中の地区で、愚連隊の巣窟だったらしい。そして警察も、「女の愚連隊が出没し、かっぱらいなどを繰り返している」との情報をつかんだ。そこで三田署員が巡回していたところ、「令嬢風の怪しき女」を発見。追跡したところ埋立地の作業員施設に入ったために中を確認したところ、十数人の女性が車座になっていたため、署に応援を要請。駆けつけた同僚たちと急襲し、17歳から18歳の少女ばかり5人を連行した。

 取り調べによって、女愚連隊の全容が明らかとなった。曙組は18歳と17歳の2人の少女がリーダーとなり、数十人規模の愚連隊だった。もとは彼女たち、既存の愚連隊の幹部クラスと「情夫となし」または「醜関係を結び」といった、つまり男女の関係になって恩恵を受けていた。ところが、そうした幹部連中が次々に検挙され、残った子分たちはどうにも頼りない。「それならアタシたちが」と立ち上げたのが曙組ということだ。

 ちなみに曙組、1年余りの間に都内各所でかっぱらいその他によって、約150点の品物を強奪し、被害総額は340円にも及んだ。当時の1円は現在の1万円程度と考えられる。現在の高校生くらいの年齢ながら、男と関係を持ち、窃盗や強盗を重ねるという、リトルギャングまがいの少女たちである。

 さて、検挙されたうちの2人は親が引き取ったものの、親や親類ですら手がつけられないという3人は起訴されてしまった。そして、懲役8ヶ月、同6ヵ月、同4ヶ月の有罪判決が言い渡された。

 ワルを自認していた彼女たちだったが、さすがに懲役とは考えてもいなかったようで、刑を言い渡されるや3人とも声をあげて泣き出したという。しかも、そのなかのひとりは裁判所から戻った留置場で、帯を使って首をつって自殺を図ろうとし、看守に取り押さえられたというから、やはり愚連隊といってもやはり10代少女の気弱さもうかがわせる事件ではある。
(文=橋本玉泉)


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