態度が悪化する指原莉乃の“河西智美化”が激しい!? 寵愛ゆえの増長でスタッフも辟易

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※イメージ画像:指原莉乃1stフォトブッ
ク『さしこ』
講談社

 4月28日に行われたコンサート『AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~』の中で発表された、同グループ“春の人事異動”。SNH48の宮澤佐江が古巣AKB48チームKとの兼任となり、北原里英はSKE48、横山由依はNMB48との兼任がそれぞれ解除されるなど、16人に新人事が通達された。

 中でも、一番のサプライズだったのはHKT48の指原莉乃がメンバーとHKT劇場支配人を兼任するという発表だ。尾崎充支配人とのダブル体制ながら、グループ史上初めての立ち位置となった指原。5月6日にはGoogle+で「ちなみに、支配人ってどのくらいえらいの? とたくさんの方に握手できかれましたが、ボスのほうがえらいです。そういう立ち位置です」と伝えている。

 ボスというのはHKT48のメンバー田中菜津美のこと。長身で物事に動じない態度から「ボス」と呼ばれているが、指原はまだ12歳の田中よりも自分は下だと伝えたのだ。しかし、その指原の態度の悪さを現在発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が伝えている。

 HKT48では公演後にメンバーがファンとハイタッチして送り出すハイタッチ会があるが、指原はその後に「手を洗いたい! 早く手を洗わせて」と言い放ち、周囲の年下メンバーやスタッフをびっくりさせたという。さらに、遅い時間に取材があるときは明らかに不機嫌でインタビュー中に「こんな質問で記事になるんですか?」と言い出し、その後は何を聞いても「別に…」とエリカ様状態になることも。また、そうした言動が許されているのは秋元康に気に入られているからだとするAKB関係者のコメントも掲載。指原は不満があると直接秋元にメールするため、周囲も注意できないという。

「指原のHKT移籍後の態度の悪さは以前から指摘されていて、スタッフウケも最悪。一部では『天皇』と呼ばれているとも伝えられました。特に、何かあったら秋元に直接言えるという立場は他のメンバーやスタッフにしてみれば脅威でしょうね。バラエティ番組での振る舞いなどを見ても頭の回転の速さがわかる指原ですから、そのあたりは少なからず意識してやっていると思いますよ。元カレの暴露によって実は肉食系だったことがわかりましたが、それまではヘタレキャラで売り出していたように、したたかさも持ち合わせていますからね」(芸能ライター)

 これを受けて、ネット上では「河西智美みたいだな」「指原女王様すぎワロタwww」などの声が上がっている。河西といえば握手会やレッスンの遅刻・ドタキャンが常態化してスタッフから不満が噴出。本番前に外出を止められた際には窪田社長に「迎えにきて~」と電話、その後現れた同氏と一緒に出て行ったという逸話がある。

「窪田社長の寵愛を受けているといわれる河西に篠田、それに指原はいまや年下メンバーやスタッフからすればアンタッチャブルな存在でしょうね。ただ、記事では指原が『私が博多に来たから、HKTはCDが売れた』と語ったとしていますが、確かにデビューシングル『スキ!スキ!スキップ!』(ユニバーサル・シグマ)が初日で20万枚越えのロケットスタート。現在は首都圏で冠番組を持つなど、博多という地理的に不利な要素を持つため当初は苦戦が予想されたHKT48を全国区に押し上げた功績は大きい」(同)

 一定の評価はあるものの“河西智美化”が危惧される指原。両者に違いがあるとすれば、河西が手ブラ騒動で話題になったようにセクシーを押し出すのに比べ、指原は秋元が放送作家など裏方への転向を勧めるなど、アイドルらしからぬ才能を評価されている面もある。秋元は劇場支配人兼任の案をスタッフから提案された際も「おもしろいんじゃないの、いいんじゃないの」と賛同したというから、それも指原のプロデュース力を評価してのことだろう。

 いずれにせよ、さしあたりファンの間での関心事といえば来月に迫った選抜総選挙。昨年は4位に入るという大躍進を遂げたあと、スキャンダルが発覚して事実上の左遷を経験するなど激動だった指原。果たして、ファンは今の指原にどのような評価を下すのだろうか。
(文=津本ひろとし)

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